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三日とろろ [暮らし]

私の田舎では、正月3日は「三日とろろ」と言って、とろろを食べる。東京では聞いたことがないから、東北の風習なのか。三日とろろで思い出すのは、1964年の東京オリンピックのマラソン銅メダリスト円谷幸吉さんの遺書の中の「父上様、母上様、三日とろろ美味しゅうございました」という一文。正月に帰省して、お母さんが作ったとろろご飯を食べたのだろうな。

昔は、まず山に自然薯を掘りに行く。それをすりおろし、鰹節でとった出汁に味噌を入れた汁を足しながらすり鉢で程よい濃さになるまでする。自然薯は無理なので、八百屋やスーパーで大和芋を探したが見つからなかった。やむを得ず長芋を使ったが、薄いため出汁を加えることができない。削り節と醤油を加えて、ごまかした。

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麦ご飯で朝に食べた。

朝、4日ぶりに林試の森にウオーキングに出かける。風は冷たかったけれど、森の中にいると気にならなかった。8時台は子どもの姿はなく、ほぼシニアばかり。


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本日の林試の森。すべてのモミジが落葉しただろうと思っていたら、まだ残っていた。

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「草紙洗」という名のツバキ。金沢の友達に画像を送ったら、「草紙洗」は小野小町を題材にした能の題目だと返信があった。

昼ご飯のあとは連れ合いと近所を一周した。わずか十数分の散歩だったが、外の空気に触れただけでもいいかと。とにかく一日一回は家から出すようにしよう。
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