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「もぎりよ今夜も有難う」を読む [読書]

鍼灸院に9時に予約を入れ、8時に家を出る。2つ先の駅まで歩いて乗車、1つ手前の駅で降りた。帰りも1つ手前の駅で降りたので、3㎞近く歩いたことになる。


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遠くに富士山が見えた。

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途中の家に咲いていたバラ


午後、連れ合いと徒歩10分の菓子店へ。明日の抹茶用の菓子を買いに行く。鍼灸院からの帰り道に買ってもよかったけれど、連れ合いを外に出すための方便なので、自分1人が効率よく動き回ればいいというものでもない。

片桐はいり著「もぎりよ今夜も有難う」を読んだ。友達から借りて読んだ「わたしのマトカ」と「グアテマラの弟」がすごく面白かったので、3冊目を図書館に予約。

学生時代から銀座の映画館でもぎりのアルバイトをしていた著者の映画館、ひいては映画への愛がたくさんつまったエッセイで、期待通り楽しめた。映画館で出会った人々の話から、地方の映画館を訪ね歩いた旅の話まで、とにかく映画好きにはたまらない内容。笑いながら、わくわくしながら読み進めることができた。

折しもミニシアターの先駆けとなった岩波ホールが今年7月に閉館というニュースが流れた。何度も通った映画館なので、本当に残念。最後に観たのは、昨年公開の『ブータン 山の教室』だったかな。インドやイランの映画を初めて観たのもここだった。連れ合いが病気になってからは、一緒に行くようになり、最近は観る映画館も限られている。1人で映画に行っていた時は年間数十本観ていたのに、昨年は24本。今年はもっと減りそう。


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大根と干し柿のなます
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