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児菜(アーサイ)は優れもの [暮らし]

昨日の強風は春一番だったらしい。今日はほぼ風なしの曇天で、テニスにはちょうどよいコンディションだったのに会員はとても少なかった。3時半頃に引き揚げようとしていたら、だれもいなくなったコートにいつの間にか小さなお子さんたちが。会員4人がそれぞれお子さんを連れて来て、一面ずつ使って、お父さんが相手をしていた。いつもと違ったコートの風景に思わず見とれてしまう。

先月、母に会うため田舎に行った際、弟が自分で作った野菜を宿に届けてくれた。その中にあった児菜(アーサイ)という中国野菜がなかなかの優れもの。アブラナ科で、別名つぼみ菜とも言う。ほんのりと苦みがあるが、炒めると甘みも感じられる。葉っぱの部分は漬けものに、つぼみはスライスして炒め物にした。

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児菜の名の通り、小さなこどものようなつぼみが集まっている。

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葉や茎の部分を塩でもみ、浅漬けにした。

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ベーコン炒め。児菜だけで炒めても美味しい。
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風にめげる [テニス]

ベランダの洗濯物が揺れないので、今日は風がなさそうだと安心していた。ところが、昼近くになったら、いつの間にか大揺れ状態。それでも午後からテニスクラブへ。

到着した頃にはかなりの強風になっていた。なんとか1試合はしたが、風にめげてあとは十数分の壁打ちでお終い。連れ合いは3試合して、3勝したとご機嫌だった。

八百屋でキャベツを買い、蒸してポン酢で食べたが、会津の雪下キャベツとは全く違う味でがっかり。雪下キャベツの味を知らなければ、それなりに美味しいと感じたのかもしれない。でも、あの柔らかさと甘みを味わってしまったあとでは、普通のキャベツでは満足できなくなった。やっぱり、料理は食材ありきかな。

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近所の公園の寒緋桜
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ゆり根料理を楽しむ [暮らし]

午後からテニスに行ったけれど、風が強すぎて楽しめず。朝にチェックした天気予報では午後から風が少し弱まるはずだったのに。

先週、札幌の「クネル」で食事をした際、シェフからゆり根を3個いただいた。ゆり根の産地は99%が北海道で、いただいたのは真狩村産。旬は12月~2月とか。貴重な食材なので、1個ずつ使い、三通りの料理を作った。どれも美味しくて、大満足。

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おがくずの中に入っていた。

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間に土が入っていることがあるため、1片ずつ剥がして、よく洗う。

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ゆり根ご飯。ほっくりしていて、甘みがあって、美味。

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バター炒め。最後にちょっと醤油をたらして味付け。ワインにぴったり。

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カニと出汁で煮て、葛粉でとろみをつけた。日本酒に合う。
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『あの日のオルガン』 [映画]

またしても朝から一日雨降りの天気。連れ合いに映画に行こうと言われ、ネットで調べて選んだのが『あの日のオルガン』。上映館が少ないため、東銀座の東劇まで出かけた。

実話に基づいた作品で、戦争末期の1944年、品川にあった戸越保育所の3-6歳の子供たち53人を埼玉の村のお寺に疎開させた保母さんたちの物語。学童疎開のことはもちろん知っていたが、保育園児まで疎開したとは知らなかった。

子供を手放すのが心配な親たちを説得して、無人の荒れ寺を手入れして、保母たちと子供たちは埼玉の田舎に疎開する。親元から離された子供たちは寂しさからおねしょしたり、甘えたりと24時間保育でへとへとになる保母さんたち。それでも子供たちを守り抜こうと奮闘する。やがて、埼玉も空襲の標的になり、東京大空襲で家族を失った子供たちにも危険が迫る。

声高に反戦を叫ぶ映画ではないが、平和であること、普通に暮らせることがどんなに貴重で尊いことか心に響く。そして、子供の命の大切さも。観客はシニアばかりだったけれど、むしろ若い世代に見てほしい作品。

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目黒線緑道のサンシュユ
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『ねことじいちゃん』 [映画]

土曜日以来のテニス。連れ合いが8時半から9時半までプライベートレッスンが入っていたので、終わる頃に行き、ラリーの相手をしてもらう。そのうちにメンバーがやって来て、1試合だけして帰宅した。

先週、札幌で見た映画は、動物写真家の岩合さんが初監督した『ねことじいちゃん』。ある島に暮らす老人と猫の物語。

2年前に妻に先立たれた元校長の大吉は猫のタマと暮らしている。一人息子は東京で所帯を持っており、なにかと父親を心配して、東京で一緒に住まないかと持ち掛ける。しかし、幼馴染や教え子など、昔からの知り合いが多い島から離れる気にはなれない。ある時、島に若い女性が移住してきてカフェをオープンする。大吉は仲間とカフェに集い、オーナーの女性から料理の手ほどきを受けたりして楽しくやっていたが、突然倒れてしまう。

のどかな島には猫がたくさんいて、猫たちが物語の一翼を担っている。特にタマ役の猫は名優顔負けの演技。さすが、岩合さん、自然や猫たちの映像が素晴らしい。島の生活の中での人と人、人と猫のふれあいが淡々と描かれ、心が温かくなる。緊張しないで見られるこういう映画もまた楽し。

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昨日の散歩で出会った目黒線の緑道にいた猫たち。
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河津桜を見に林試の森へ [暮らし]

ようやく青空が広がったが、テニスクラブは休みなので、散歩に出かけた。目指すは3週間前に行った時に河津桜が数輪開花していた林試の森公園。遅すぎるかもと心配しながら向かう。

園内に入り、桜が植わっている方向に歩いて行ったら、鮮やかなピンク色が目に飛び込んできた。見頃が過ぎて葉が芽吹いている木が2本あったが、あとの9本はまだきれいに咲き誇っていた。ベンチに座って、家から持参したおにぎりをほおばりながら、しばしの花見。やっぱり満開の桜は心を浮き立たせてくれる。花見のあと、いつものごとく「にしむら」で鰻を買って帰った。

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小さな子供たちが桜の下で走り回っていた。
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『グリーンブック』 [映画]

昨日からずっと雨降りの天気。家にいても仕方がないので、六本木ヒルズへ。「新・北斎展」を見てから、アカデミー作品賞を受賞した『グリーンブック』を見てきた。北斎展は会場に入るまで40分もかかり、すごい混み様でじっくり鑑賞できなかった。

『グリーンブック』は、実話に基づいた映画で、1960年代のニューヨークと南部が舞台。ナイトクラブの用心棒、トニーは、天才黒人ピアニスト、シャーリーの南部コンサートツアーの運転手兼用心棒に雇われる。がさつでおしゃべりなイタリア系のトニーと礼儀正しく、教養あるシャーリーが互いに反発しながらも2カ月間行動を共にすることで、友情が芽生えていくというストーリー。

タイトルのグリーンブックは、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブックのこと。2人はそれを携えて旅するのだが、当時の南部は黒人差別が激しく、ホワイトハウスで演奏したことのあるシャーリーに対しても容赦しない。イタリア移民社会で育ち、黒人に対して偏見を持っていたトニーさえ、その理不尽さに怒るほどだった。

さまざまなエピソードを通して、お互いを理解し、偏見や思い込みから解き放たれていく過程が爽快。2人のやり取りから笑えるシーンもあり、後味のよい作品だった。

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麻布十番駅に戻る途中、浪花家で鯛焼きを買い、帰宅してから食べた。
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札幌滞在(3日目) [旅]

目的の兄弟スキーを無事終え、3日目は弟が勧めてくれた北大の博物館と昨秋オープンした図書館に行くことにした。2カ所だけでは時間が余りそうなので、朝一番に札幌駅ビルの7階にあるシネコンで映画を見る。

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北大構内は、車道以外は一面の雪。

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北大総合博物館。学部ごとに研究テーマの展示があり、さまざまな学術標本が見られる。

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お昼は学食でラーメン。370円という安さ。

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札幌市民交流プラザ内の図書館。座席が1階に30席、2階に170席あり、web予約もできる。1階はカフェと一体になっていて、飲食可。時間を潰すのにもってこいの場所だが、前日は残念ながら休館日だった。

いったんホテルに戻って、部屋で休んでから、夜は「鮨処有馬」へ。札幌での寿司はここと決めている。ご主人が一人でやっているため、お任せコースしかないが、北海道産の魚介類のみ使っているので、満足度が非常に高い。

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寡黙で実直そうなご主人

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お酒は北海道の二世古を飲む。

〇つまみ(あん肝を裏ごしした一品があまりに美味しくて、写真を撮り忘れ)
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タコの刺身と柔らか煮
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ツブ貝
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バフンウニとヤリイカのジュレかけ
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八角の西京焼き
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アワビ
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海鮮の茶碗蒸し。山芋が上にかかっている。

〇握り
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ぼたん海老。活海老をさっと湯引きしたもの。
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平目の昆布締め
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函館産の鮪
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帆立
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キンキ(キチジ)
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イバラカニの内子と和えた毛ガニ
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天然のキングサーモン、マスノスケ
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白子
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ぼたん海老の頭が入ったお椀
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札幌滞在(2日目) [旅]

2日目は、弟が朝8時半にホテルに迎えに来て、連れ合いを札幌国際スキー場へ連れて行ってくれた。私は2人を見送ってから、徒歩ですすき野へ。昨年初めて行って気に入った「SPA safro」で、のんびり1人の時間を楽しむことにする。

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雪まつりが終わった大通り公園は閑散としている。

スパは、一応天然温泉をうたっていて、入浴料金は1日2,900円。大浴場や露天風呂のほかにジャグジー、サウナ、ミストサウナ、岩盤浴がある。休憩所にはリクライニングチェアがいくつもあり、女性専用食堂もある。部屋着やタオルも用意されているため、手ぶらで行けるのがいい。昨年はタイ式マッサージを頼んだのだが、今回は予約がいっぱいとのことで断念。

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昼はビールにそば。幌加内のそば粉を使っているとかで、意外に美味しかった。

4時間ほどスパで過ごし、帰り道に二条市場に寄って、ホテルに戻った。ミストサウナや岩盤浴で汗を流したせいか、テニスより疲れた。

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二条市場。午後2時頃に行ったので、人はまばら。昨今は海外からの観光客が多いらしい。

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心配したが、一度も転ばずに滑ったそうで、体はちゃんと覚えているみたい。

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2人とも疲れて、外に食事に行く気になれず、ホテル内のビアレストランで夕食。宿泊者用のセットメニュー(前菜、桜鱒のソテー、知床斜里産麦王豚のグリル、鮭のあら汁、ご飯、ワンドリンク付きで2,950円)にした。
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札幌滞在(1日目) [旅]

年に一度の連れ合いの兄弟スキーに同行して、札幌に3泊して、本夕帰京。滞在中は好天に恵まれ、暖かで、外を歩いても全く寒さを感じないほどだった。

昨秋、タイムセールのお知らせメールがANAから届いた。往復航空券に札幌の常宿、グランドホテル3泊(朝食なし)で1人49,500円。安い!とすぐに予約した。ホテルにチェックインしたら、3連泊ですので、お部屋をグレードアップしてありますと告げられた。確かに今までよりいい部屋で快適に過ごせた。

夜は、札幌に行けば必ず寄る「クネル」で弟2人と4人で夕食。今年は義妹たちが仕事や用事で参加できなかったのが残念。シェフのYさんご夫婦と三田のコートドールの話などをしてきた。

食べた料理(アラカルトで)
〇前菜:ポロネギのスープ(夫と私)
    牡蠣のソテー(夫)、白子のソテー(私)
〇主菜:名寄産ひまわり畑ポークのロースト(夫)
    エイとキャベツのシェリーソース(私)
〇デザート:アイスクリームとイチゴソース(夫)、イチゴのミルフィーユ(私)

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自家製パンも美味。
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