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『グリーンブック』 [映画]

昨日からずっと雨降りの天気。家にいても仕方がないので、六本木ヒルズへ。「新・北斎展」を見てから、アカデミー作品賞を受賞した『グリーンブック』を見てきた。北斎展は会場に入るまで40分もかかり、すごい混み様でじっくり鑑賞できなかった。

『グリーンブック』は、実話に基づいた映画で、1960年代のニューヨークと南部が舞台。ナイトクラブの用心棒、トニーは、天才黒人ピアニスト、シャーリーの南部コンサートツアーの運転手兼用心棒に雇われる。がさつでおしゃべりなイタリア系のトニーと礼儀正しく、教養あるシャーリーが互いに反発しながらも2カ月間行動を共にすることで、友情が芽生えていくというストーリー。

タイトルのグリーンブックは、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブックのこと。2人はそれを携えて旅するのだが、当時の南部は黒人差別が激しく、ホワイトハウスで演奏したことのあるシャーリーに対しても容赦しない。イタリア移民社会で育ち、黒人に対して偏見を持っていたトニーさえ、その理不尽さに怒るほどだった。

さまざまなエピソードを通して、お互いを理解し、偏見や思い込みから解き放たれていく過程が爽快。2人のやり取りから笑えるシーンもあり、後味のよい作品だった。

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麻布十番駅に戻る途中、浪花家で鯛焼きを買い、帰宅してから食べた。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 2

pecotyan

昨日は寒い一日でした。
しとしとと朝から雨でしたが、夕方からは雪に変わり冬に逆戻り。
こんな日は映画が良いですね。グリーンブック、私も見たいと思ってました。
那須塩原フォーラムに行くなら午前と午後に見たいので中々上手くいきません。

足もリハビリ通いをしてだいぶ良くなってはきてますが、まだむくみのような腫れが残ってます。歩くのはほぼ不自由は無くなりましたが、ゆっくり行動するようにしてます。

三寒四温の日々ですが、これも本当の春を迎える前兆。

cliftonさんも季節の変わり目、どうぞご自愛下さい。

by pecotyan (2019-03-05 04:32) 

clifton

足の怪我、順調に回復しているようで安心しました。
でも無理は禁物ですよ。足の甲にヒビが入った時、歩けるからと
言って、人混みには行かないよう医師に言われました。踏まれたり
すれば、また折れてしまうからです。

今日は朝から青空です。テニスクラブが休みなので、散歩に
行こうかと思っています。なんせ、夫はテニスができなきゃ、
映画に行こうと言うし、家で暇を潰すのが苦手なのです。
私はたまには本でも読んで、のんびりしていたいのですが・・・
by clifton (2019-03-05 10:19) 

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