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『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』 [映画]

品川で、邦画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を観た。1989年の長野オリンピックでのスキージャンプにまつわる事実に基づいた物語。

4年前のリレハンメルオリンピックで、日本チームは原田のジャンプ失敗で団体戦の金メダルを逃す。チームで一番長い距離を飛んだ西方仁也は長野での雪辱を誓うが、腰の故障で長野オリンピックの代表選考会で落選。そして、屈辱感を抱きながら、テストジャンパーとして協力することになる。

テストジャンパーとは、競技の前に飛ぶ裏方のジャンパーのこと。ジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固める役目を負う。団体戦本番で、原田は1本目をまたしても失敗。日本は4位に後退してしまう。天候の悪化により、ジャンプを一時中断。審判員たちは25人のテストジャンパー全員が失敗することなく飛ぶことが出来たら、競技を続行する。もし1人でも失敗したら、1回目のジャンプの成績で順位を確定させると決定。日本の金メダルのためにテストジャンパーたちが吹雪の中でのジャンプに挑む。

テストジャンパーというお役目があることを初めて知った。西方さんの複雑な心境もよく描かれていて、見ごたえのあるスポーツものに仕上がっている。選手たちは全員本名で登場していて、まさに実話と思わせる内容。

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今朝、一人散歩で洗足池へ。

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池の周りのあちこちに半夏生が群生している。
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