友人の通夜へ

午前中、３カ月に一度の歯のクリーニングを２人で受ける。片道徒歩３０分の距離を往復歩いたら、さすがに暑かった！私はきれいに磨けていますといつも言われるが、連れ合いは歯石が付き始めていた。丁寧に磨かないので、結果は明らか。

夕方、６日に亡くなったTさんの通夜に出席するため、Mさん夫妻、Fさん夫妻と武蔵小杉で待ち合わせ、南武線経由で青梅へ。Tさんは連れ合いの高校クラスメートで、本当に長い付き合いだった。２年前の８月に奥さんが急逝。そのショックと悲しみから体調を崩し、この２年間は入退院を繰り返していた。喪失感から立ち直れないまま、逝ってしまったような気がする。

私が初めてTさん夫妻に会ったのは、新婚旅行でニセコ・札幌に行った時。Mさん夫妻も同じく新婚旅行で私たちの１週間後にTさん夫妻に会っている。当時、Tさんは札幌勤務で、奥さんのお腹には今回喪主を務めたK君がいた。そのK君も今では４６歳。逝去の知らせの電話を受けた時、あまりにもTさんの声に似ていて、胸が詰まった。

Tさん夫妻は数年前まで、毎年秋に青梅線河辺駅近くの多摩川の河原でバーベキューを開いてくれた。同級生とその家族など、常に２０名位が参加。夫妻のお陰で、それはそれはにぎやかで楽しい集まりだった。たまに釧路からの参加者もいたくらいだ。

同級生たちとの海外旅行で、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーに一緒に行ったし、都内での食事会や飲み会で何度一緒になったかわからない。

２年間寂しさに耐えてよく頑張りましたね、奥さんの元でゆっくり休んでくださいとお祈りしてきた。


好きな夏の花、ムクゲ

日本の森林を外資に売り渡していいのか

立秋とは名ばかりで、猛暑が続く。暑さに負けじと今日もテニス。テニスクラブに着くまでが暑くて大変だったけれど、クラブハウスで涼んで、２時頃からコートに立ったら、太陽が少し雲に隠れ、吹く風が涼しく感じられた。１試合しかしなかったが、思ったより快適にプレーできた。午前中からプレーしていた人たちの話では１１時頃が最も暑かったらしい。

朝刊の「ニセコで３０億円申告漏れ」という見出しに目が留まる。北海道ニセコ地区の不動産取引で、国内外の不動産会社や外国人投資家が札幌国税局から約３０億円の申告漏れを指摘されたとか。香港、サモア、バージン諸島などの会社が含まれる。ニセコの土地は近年投資の対象になっているらしい。

２００６－２０１８年の間、外資による森林買収事例は２２３件で、そのうち北海道は１７８件（１５７７ヘクタール）と８割を占める。ひと昔前は二束三文だった土地に買い手がつけば、売る人はたくさんいるのだろうが、水源地や観光地を制限なく外資に売り渡していいものか。

タイに移住した知人の話では、タイでは外国人は土地を購入できても不動産の名義人にはなれないのだそうだ。タイ国籍の配偶者や友人の名義にしなければ登録できない。日本でも早急に何か法律を作らないと、気が付いたら、水源地はすべて外資の所有になっていたなんてことになりはしないかと心配。


ズッキーニは焼いて食べることが多いが、生でも結構いける。スライスして、塩でしんなりさせたあと、マヨネーズとすりごまで和えた。

猛暑の中のテニスは気違い沙汰

午前中、図書館とスーパーに行っただけなのに、全身汗まみれ。照りつける日差しが半端じゃない。今日は３時過ぎからじゃないと、テニスは無理よと連れ合いに進言。でも、聞く耳持たずで、そんな時間に行ったら、やる人がいないと、結局いつものと同じようにお昼を食べて、すぐに出かけた。

さすがにこの暑さではプレーしている会員の数も少ない。連れ合いとラリーをしたが、１０分ほどで冷房の効いたクラブハウスで休憩。それを二度繰り返したあと、連れ合いが試合を始めたので、私はしばし壁打ちをして、お終いにした。試合をする気力など起きない。１試合終えた連れ合いに今日はもう十分でしょと促して、帰って来た。３５度の気温の下、テニスをするなんて気違い沙汰かも。


いただいたシソで油味噌を作る。ご飯に乗せて食べると美味しい。

福島の桃は旨い！

火曜日はテニスクラブが休み。昨夜の時点では、映画に行こうと夫と話していたが、早朝に親しい人の訃報が入り、がっくりきて、一日中家に引きこもっていた。本を読む気にもなれず、ただただゴロゴロしていただけ。亡くなった方との長い付き合いを振り返り、思い出に浸りつつ、自分たちの行く末を考えてしまった。



田舎の友達から桃が送られてきた。近所の八百屋では山梨産しか売っていないため、この夏一度も桃を味わっていなかった。桃は故郷福島産しか食べないことにしているので、初物。甘くて、水分たっぷりで、旨い！桃を丸のまま１個食べたら、少し元気になった。しばし、故郷を思い出しながら、楽しむことにしよう。

アジサイが見頃だった

今日は昼頃に近くのスーパーに食料の買い出しに行っただけなのに、じりじりと焼けつくような暑さに参った。帰宅して、ニンニクを蜂蜜酢漬けにした時の汁を炭酸水に少し入れて、一気飲み。それで、ようやく生き返った気分。どうせなら、暑さの中でテニスをした方がよかったかもしれない。

駒ケ岳温泉の敷地内にいろんなアジサイが咲いていた。まだ梅雨が明けず、小雨の日が多かったので、花が生き生きとしていた。微妙に色合いが違う花は見ていて飽きない。毎日散歩に出るたびにアジサイの花を眺めていた。

山の天気は・・・

駒ケ岳温泉滞在中に秋田駒ケ岳に花を見に行くつもりで、ストックを持参した。６月末に登った時にはコマクサが咲き始めたばかりだったので、今度こそじっくり愛でてこようと期待しての山行き。

最も天気が良さそうな日を選んで、バスで八合目の登山口へ。ところが、霧と風で出発時からウインドブレーカーを着る羽目に。９時半頃から歩き出したが、一向に霧は晴れず、阿弥陀池の木道に到達したら、ものすごい風。すれ違う人たちから、強風で稜線を歩くのは無理と聞かされてはいたけれど、阿弥陀池の避難小屋前の木道で、突風に飛ばされそうになり、怖かった。コマクサの群落にはとても行けないと諦めて、下山。午後１時半頃、バスで下界に着いたら、風もなく青空が！全く山の天気は予想がつかない。

コマクサには出会えなかったが、６月には見られなかった花々がたくさん咲いていて、満足。


霧の中を行く。


ハクサンシャジン。今回最も多く見られた花。

ウゴアザミ

ハクサンシャクナゲ

ミヤマホツツジ

ニッコウキスゲ

ウサギギク

キンコウカ

トウゲブキ

ミヤマアキノキリンソウ

トウゲブキとミヤマアキノキリンソウ

６月には雪に覆われていた場所に咲いていたチングルマ

チングルマの綿毛

ウメバチソウ

エゾノイワハタザオ

エゾシオガマ

オカマソバ

ヤマハハコ

オオカメノキ

エゾニュウ

宿の周辺を散策して、山野草を愛でる

１週間ぶりにテニスをしたら、あまりの暑さにバテバテ。なんとか２試合したものの、最後は足が動かなかった。

駒ケ岳温泉滞在中は、起床時、昼食前、夕食前、就寝前と４回入浴。お昼は宿の自販機で350mlの缶ビールを２缶購入し、持参したバナナ・煎餅・クラッカー・ナッツなどで済ませた。朝食と夕食だけでも食べ過ぎなので、そのくらいがちょうどよい。毎日の献立に頭を悩ます日常から解放された５日間はまさに極楽の日々。たまにはこういうご褒美もないと、やっていられない。

宿の周辺を散策した折、いろいろな山野草に出会えた。野の花にはいつも癒される。


ヤマユリがあちこちに咲いていた。

クルマユリ？

オオウバユリ

ヤマアジサイ

シモツケ

ヤマブキショウマ

キンミズヒキ

マツヨイグサ

ダイコンソウ

名前知らず

オオカメノキ。１カ月前は花が咲いていたのに、もう実をつけていた。

秋田の温泉宿に４連泊

秋田のお気に入りの温泉宿「駒ケ岳温泉」で４連泊し、今日の午後帰京。東京駅に着いた途端、あまりの暑さに呼吸困難になりそうだった。温泉に滞在中は冷房なしで過ごせたので、避暑目的にあと２－３日いればよかったと後悔。

今年は駒ケ岳温泉に１月、６月、今回と３回滞在し、計１０泊した。部屋数わずか８室で、男女別内風呂と露天風呂、２つの無料貸し切り露天風呂があり、あまりほかの人と出会わずに入浴できる。それに夜は無料で「鶴の湯」に連れて行ってもらえる。なんと言っても、静かに過ごせるのが気に入っている。

いつものように部屋の掃除やシーツ・浴衣・タオルなどの交換は一切断って、必要な時はこちらからお願いするのでと、１日４回入浴し、合い間に本を読んだり、テレビを見たりして、のんびり過ごした。


田沢湖駅前から乳頭温泉行のバスに乗り、休養センターで下車。バス停から少し戻った所から林道に入っていく。


バス停から徒歩で約１２－１３分かかる。


周囲の森の緑がきれい。


駒ケ岳温泉のすぐ近くにある滝。


森の中の一軒宿、駒ケ岳温泉。


以前は和室が多かったが、最近はこの部屋にばかり泊まっている。ベッドの真向かいにテレビがあるため、テレビをみるのに楽。１泊13,500円。


本棚がある。いつも温泉に行く時はブックオフで、１００円の文庫本を２－３冊買って行き、読んだ本をここに置いてくる。読む本がなくなると、ここにあるのを読む。でもなぜか、私が苦手な村上春樹の本が多い。


ルーフベランダが付いているのは私たちの部屋だけ。冬は雪が積もっていて出られないが、ここは読書に最高の場所。


温泉棟ロビー


秀よし　発泡清酒「ラシャンテ」。昼にビールを飲んでいたので、夜はもっぱら日本酒。


夕食。少しずつ違う料理を出してくれたが、山の芋鍋と十割そばは変えないように頼んだ。


朝食。比内地鶏の生卵がつく。一度だけ卵焼きにしてくれた。