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「三トンとふびん」を読む [読書]

7月最後の日は猛暑日が戻って来た。朝、おかゆを食べていたら、汗が吹き出す。6時でこんなに暑いなら、昼間は出られないと洗濯は後回しにして、6時半にウオーキングに出かけた。林試の森に着いたら、まだ7時なのにすごいにぎわい。昼間は暑すぎるので、朝か夕方にやって来る人が多いのだろう。

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日曜の朝は、抹茶とおかゆ。

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目黒線緑道を通って、林試の森に向かう。大好きな真夏の花、酔芙蓉が咲き始めていた。朝は白くて、太陽の光を浴び、徐々に薄ピンクから濃いピンク色に変わっていく。

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本日の林試の森。バテて、ぐったりしているイヌがいた。

帰宅して洗濯をしたあとは、一歩も出ず家でゴロゴロ。いつもはお昼を食べてから冷房をつけるが、今日は11時頃から入れた。遮光カーテンを引き、ブラインドを下ろし、ひっそりと本を読んだり、動画を観たりしていたが、洗濯物を取り込むのにベランダに出たら、とんでもない暑さ!灼熱地獄で、頭がクラクラした。老人は家でじっとしているしかない。

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一昨日、林試の森から戻る時に商店街を通ったら、かつて食べたことのあるラーメン屋が店頭で、焼豚を売っていたので、試しに買う。昨夜はカラシで、今日のお昼は冷や麦の中華風のトッピングで食べた。なかなか美味しい。

吉本ばなな著「三トンとふびん」を読んだ。予約したのを忘れていた本で、6編からなる短編集。身近な人を失くし、喪失感を抱えた主人公たちがそれぞれ旅先で再生していく物語。舞台は、ヘルシンキ、ローマ、台北、香港、金沢、八丈島。淡々としたストーリーの中に優しさ、悲しみがにじみでていて、じんわりと心が温かくなる作品。この暑い時期には長編小説より短編集がいい。
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