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「駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像観賞入門」を読む [読書]

朝から昼近くまで雨降り。雷鳴が聞こえ、土砂降りの時もあった。雨が止むのを待って、お昼を食べてから、図書館とスーパーへ。本を借りたあと、久しぶりに30分ほど雑誌を読んできた。まだ倦怠感があるので、ウオーキングは控える。

先だって床屋さんに行った際、「駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像観賞入門」(集英社新書)という本を借りてきた。著者の村松哲文教授は仏教美術が専門で、床屋さんと私たち夫婦の共通の知り合い。

飛鳥・奈良時代から平安・鎌倉・室町・江戸時代までの仏像について、特徴や変化(顔・身体表現・素材の変遷など)を写真を使いながら、わかりやすく説明している。そして、同時にインドで生まれた仏教が中国から日本にもたらされ、どういう変遷をたどったか、仏教と政治との関わりなど、歴史的なことも仏像を通して知ることができる。

全く知らなかったことばかりで、この本を読んでいれば、仏像を見た時にいろいろな視点で鑑賞できただろうなと思った。寺巡りするなら、必携の本。


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ピンクのキョウチクトウ

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ヤナギバルイラソウは、メキシコ原産の帰化植物
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