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「いい湯じゃのう(一~三)」を読む [読書]

明け方まで雨が降っていたらしく、朝刊がビニールでパックされていた。いつも思うけど、パックする必要ってあるのかな。洗濯・掃除を終えてから、いつもより遅い時間8時半に散歩に出発。洗足池は犬の散歩時間が過ぎたらしく、閑散としていた。人形を抱いてパパと散歩していた可愛い女の子に会う。1歳8カ月だそうだが、人形を見せてくれて、バイバイしてお別れした。


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本日の洗足池

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途中の家々に咲いていた花

帰りがけにいつもとは違うスーパーに寄り、買い物をする。レジで順番待ちしている時、前の人のかごの中身を眺めながら、その人の食生活を想像するのが楽しい。今日は80代とおぼしき身なりのよい女性で、ほとんどが少量パックのお惣菜。レタスを切ったサラダ風もあった。あとはみかんとロールパン数個入りを1袋。食材らしきものは一切なし。一人暮らしで作りたくないんだろうな、私も10年後はそうなるかもと思いながら、見ていた。

風野真知雄著「いい湯じゃのう(一~三)」を読んだ。新聞の新刊文庫本の紹介欄で見て、図書館に予約しておいた本。地方新聞何紙かに連載されたのち、3冊の文庫本になった。八代将軍、徳川吉宗は身体の凝りがひどく、熱海の湯を江戸まで運ばせて、その湯に浸かって身体をほぐしていた。ところが、湯が届かなくなり、お庭番の権蔵とくノ一のあけびを探索に向かわせる。何者かによる陰謀らしいとわかるが、黒幕がはっきりしない。やがて、吉宗のご落胤と噂される山伏が登場し、彼を利用して幕府転覆を企む者たちが姿を現す。

将軍が旗本と身分を偽って銭湯に行ったり、銭湯で町人たちと謎解きをしたりと、奇想天外な物語だがユーモアがあって、気楽に読める。それなりに面白かった。この作家の作品を読んだのは初めて。福島県出身らしい。


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連れ合いと一緒にパン屋に行き、お昼はパン。私はジャガイモとチーズがのったトーストと枝豆・ドライトマト入りフランスパン。

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スーパーで買ったエノキとシメジの根を切り、ほぐして、味噌汁用に冷凍にした。あと一品具がほしい時に便利。
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