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『さあ帰ろう、ペダルをこいで』 [映画]

昼ご飯を食べていたら、細かい雨が降りだした。テニスは諦めて、家に居ることにする。肌寒いし、買い物に行くのもおっくうになり、夕飯はありあわせの材料で作った。

図書館で借りている本を読み終えてしまい、久しぶりにGYAOで無料の映画を見ることにした。「掘り出し映画」の中から選んだのが2008年製作のブルガリア・ドイツ合作『さあ帰ろう、ペダルをこいで』。これが当たりだった!

ドイツに住むアレックスは両親と25年ぶりに祖国ブルガリアに帰る途中、交通事故に遭う。両親は亡くなり、彼は事故前の記憶が全くなくなってしまう。ブルガリアからやって来た祖父は自分のことさえ覚えていない孫に再びバッグギャモンというボードゲームを教える。そして、2人乗り自転車でブルガリアを目指すと宣言する。祖父と孫のロードムービーだが、その中でアレックスと彼の両親がなぜブルガリアを出てドイツに住むことになったのか、少しずつ明らかにされる。

バッグギャモンを通じて、祖父が孫に生き方を指南するのだが、友人も恋人もいない孤独な青年が祖父との旅で自分自身を取り戻していくのが感動的。祖父役の俳優がいい味を出していた。

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先日、近所でまだ咲いている芙蓉を見た。
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