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「元彼の遺言状」を読む [読書]

半年くらい前に図書館に予約していて、忘れた頃に手元に届いた本、新川帆立著「元彼の遺言状」を読んだ。『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、著者は女性弁護士。

森川栄治は、僕の全財産は僕を殺した犯人に譲るという奇妙な遺言状を残して亡くなる。森川と短い期間付き合ったことのある弁護士の剣持麗子はある人の依頼を受けて、代理人として遺産を獲得しようと奔走する。ところが、遺書が保管されていた金庫が盗まれたり、栄治の顧問弁護士が殺されたりと次々と不可解な事件が起きる。

鼻っ柱が強く、自信満々の若い女性弁護士が活躍するミステリーだが、登場人物の描き方が浅いし、なにより文章力がないのが致命的。時折小難しい法律用語が出てきて、読みづらかった。いくら処女作といえ、がっかりの作品。

朝は曇っていたので、お昼を食べてからウオーキングに出かけた。風が強かったが、南風でちっとも寒くない。5日ぶりの洗足池は少しずつ紅葉が進んでいた。


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家を出た時の空

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本日の洗足池。強風で波立っていた。

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落ち葉で埋め尽くされた池の岸から顔を出す鯉。

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たくさんあるもみじの中で、紅葉が始まっているのは2本だけ。種類によって、時期がいろいろ。
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