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「飛び立つ季節:旅のつばくろ」を読む [読書]

明日はパン屋と昨日から連れ合いに言われていたので、お昼を買いにパン屋に行く。火曜日が定休日だということは忘れていないようだ。昼食後、私は散歩に出かけた。一昨日は体が重かったが、鍼灸治療を受けたせいか、今日は快調だった。連れ合いが持って行く?と言って、珍しく歩数計を出してくれた。せっかくだからと携帯して行き、戻ったら8,856歩だった。歩き過ぎかな。


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本日の林試の森

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同じ木に異なる色の花が咲く「秋の山」という名のツバキ。

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名の知らぬツバキ

沢木耕太郎著「飛び立つ季節:旅のつばくろ」を読んだ。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」に連載されていた国内の旅にまつわるエッセイ35編が収録されている。コロナ禍に見舞われる3年前までは母に会うため毎月新幹線に乗っていたので、沢木さんのエッセイを読むのが楽しみだった。

記憶にある話も何編かあったが、あらためて旅へといざなってくれる話ばかりで、読んでいて楽しかった。人との出会い、旅先でのつかの間の交流、記憶に刻み込まれた旅の思い出を軽妙なタッチで綴っている。日帰りの歩く旅もあれば、昔行った遠い場所を訪ねる旅もある。読み終えたら、無性にどこかに行きたくなった。散歩の際、歩くコースを毎回少しだけ変えている。今の私にはそれが旅のようなものかな。


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林試の森の住人。カラスは自転車のかごの中をあさっていて、タオルなどを地面に落としていた。追い払っても逃げない。
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