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「ツバキ文具店」を読む [読書]

午後からテニスクラブに向かったら、着いた途端に細かい雨が降り始めた。なんとか1試合だけでもやろうと雨の中、順番待ちをする。ようやく自分たちの番が来て、ゲームをしているうちに雨が止んできた。結局2試合する。帰りにクリニックに寄り、骨粗鬆症の注射を受けた。

最近、図書館で借りて読んだ本で面白かったのは、小川糸著「ツバキ文具店」。鎌倉で、祖母から受け継いだ小さな文具店を営みながら、代書屋もしている女性が主人公。さまざまな代書依頼があり、その都度、事例ごとに文面はもちろんのこと、字体、使用するペン(筆)や紙、切手までも変えるという徹底ぶり。読んでいるだけで、楽しくなる。

借金の断り、離婚の通知、嫁から姑への誕生祝いカードなど、いろいろなエピソードが登場するが、主人公が依頼人から得た情報をもとに代書を完成させていく過程が実に面白い。鎌倉の季節ごとの暮らしぶりや食べ物屋の話もあり、ほっこりするような作品だった。

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近所の木槿。こちらも百日紅に負けずに長く咲く。
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