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「花桃実桃」を読む [読書]

先週金曜日は雨だったので、1週間ぶりに連れ合いのテニスレッスンに付き添う。コーチが安定していますねとほめてくれたが、本当にボールがちゃんとラケットに当たっていて、ラリーが長く続いた。

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早めにお昼を食べて、12時に林試の森に向かって散歩に出たら、20分歩いたところで雨が降り始めてしまった。傘はリュックに入れてあったが、ベランダに洗濯物を干してあったので、一瞬迷ったけれど引き返した。風呂場に洗濯物を移し、乾燥のスイッチをオンにする。


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近所のナニワイバラとツツジ

中島京子著「花桃実桃」を読んだ。父親が亡くなったあとにアパートを相続した40代シングル女性、茜が主人公。茜は会社から肩たたきにあい、退職して父の残した古い花桃館というアパートに住み、管理人をすることにした。住人たちは、自称ミュージシャンの若者、父親の愛人だった女性、奥さんに逃げられて息子3人を育てる雑誌記者、整形マニアの女性、ネコ好きの探偵、クロアチア人詩人など変わり者揃い。彼らとの付き合いやトラブルに巻き込まれながら、茜は疎遠だった晩年の父の姿を知ることになり、徐々に管理人の仕事に愛着を持つようになる。

住人それぞれが抱える悩みがユーモアたっぷりに描かれている。底に流れるのは人間に対する温かい眼差し。ほのぼのとした気持ちになれる作品だった。


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アメリカの友人、ジャンから、Shabushabu tonightというタイトルのメールが送られて来た。本文がなくて、画像が数枚添付されていた。昨年買ったフロリダの家にいるので、そこでどなたかの家のしゃぶしゃぶパーティーに招待された模様。ご主人のディックは野菜があまり好きじゃないから、すき焼きならまだしもしゃぶしゃぶはお気に召さなかったんじゃないかしら。
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