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『最高の人生の見つけ方』 [映画]

15日に品川で、邦画『最高の人生の見つけ方』を見た。10年くらい前にジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが出演した同名のハリウッド映画を見たが、今回の作品はそのリメイク版。日本版は女性2人の物語に置き換えられていて、吉永小百合と天海祐希が共演している。

大学を卒業してすぐに結婚、家庭第一に生きてきた主婦の幸枝と一代で大きなホテルチェーンを築いた女社長のマ子は入院中の病院で知り合う。共通するのは二人共、末期がんで余命宣告を受けた身だったこと。病院で亡くなったと思われる12歳の少女の手帳を見つけた幸枝は、そこに書かれていた「死ぬまでにやりたいリスト」を読み、このまま死にたくないと思い始める。マ子に電話して、果たせなかった少女の夢を自分が実現してみたいと話す。初めはあきれていたマ子も幸枝の話を聞くうちに「それ、私も乗るわ」と言い出し、2人の挑戦が始まる。

家でごろごろしながら何もしない夫、引きこもりの息子、仕事で忙しい娘の4人家族のため、不満を飲み込んで、ひたすら我慢して生きてきた幸枝。子供の頃の辛い経験を封印し、がむしゃらに働いて、のし上がってきたマ子。そんな女2人の痛快で体当たりの行動が家族など周囲の人たちを巻き込んでいく。

笑いだけでなく、ほろっとさせられる場面も多く、いかにも日本的な作品。ハリウッド版とはまた違った魅力があった。吉永さんも天海さんもはまり役で、最高のコンビ。見終わったあと、さて自分にとってのリストはなんだろうと考えたが、思い浮かばない。

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円山動物園に咲いていたバラ
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