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切手代をネコババされた? [つぶやき]

ブエノスアイレスから1月26日に出した絵葉書がだれにも届いていない。ガイドブックには10日で届くと書いてあったので、もう諦めるしかないかと連れ合いと話した。実は絵葉書が無事届かないのではないかとずーっと心配していたのだ。

コトの発端は絵葉書を出しに行った郵便局。窓口で17枚の絵葉書を差し出し、いくら?と聞いたら、100ペソという返事。100÷17は割り切れないので、1枚いくらと聞いたら5ペソと言う。そこで、絵葉書を窓口の女性の目の前で数え、紙に17×5=85、100-85=15と書いて渡したら、ムッとした態度で15ペソ返してくれた。

その態度を見て、切手を自分で貼らないとアブナイと思った私は英語が通じない相手に、ゼスチャーで切手をなめて貼る動作を見せて切手を要求した。そしたら、彼女は切手の代わりにスタンプを押した1枚の絵葉書を見せて、こうするみたいなことを言ったので、引き下がらざるを得なかった。

帰宅して、ジャンたちに切手代を誤魔化されるところだったと報告したら、絵葉書が着かない可能性があると言われた。そのときは、まさかと思ったが、いまだに一通も届いていないことを考えると、やっぱりネコババされたのかもしれない。

昔、イタリアのホテルで絵葉書と切手代のお金を渡し、届かないことがあった。それ以来、ホテルでは切手を売ってくれる場合だけ絵葉書を出すようにしているが、まさか郵便局でネコババされるとは思ってもいなかった。

切手代と絵葉書代で4,000円損したことよりも、せっかく書いた旅の便りが友人たちに届かなかったのが悔しい!そして、15ペソ(450円)の誤魔化しに目をつぶっていたら、ちゃんと届いたのかもと考えるとまたまた心が乱れる。

セイボ.JPG
アルゼンチンの国花、セイボ。
コメント(8) 
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コメント 8

りえりんまる

うわ~、アタシはそういうのは許せん、許せんですぞ!
(そして外国でも平気で大喧嘩をして、亭主に
「お願いだから、宗教と政治の話でだけは喧嘩しないでくれ、
本当に危ないから」と懇願されるワタクシ -_-;Eltoaj)
by りえりんまる (2009-02-15 23:54) 

clifton

そうなんです、女はこういう誤魔化しを決して許すことができません。
うちの亭主も傍観していただけですよ。とにかく、海外ではどんな
場所でも油断大敵ですね。
by clifton (2009-02-16 09:06) 

五十路

えっ~、ひどい
その女性のやったことは、国の信用にもかかわり国際問題ですよ。
楽しい思い出が、汚され、がっかりですよね。
言葉が通じないのは、海外旅行に行くと感じ、英語だけでも、マスターしなくてはと旅行中は思いますが、帰国するとまた、忘れ。
ほとんど海外に行かないので、のど元過ぎればです。

by 五十路 (2009-02-16 10:17) 

clifton

まだ一縷の望みを抱いているのですが、ガイドブックに小包は紛失するケースが多いと書いてあったので、まあそういう国なんだろうなと。日本の常識は海外では通じない場合が多いですね。

私も今回、スペイン語をやらなきゃと思いましたが、同じく喉元過ぎればです。
by clifton (2009-02-16 11:58) 

宏ちゃん

すみません。皆さんのご期待に添えないコメントだとは思うですが、私(男)も何度もそういう目にあっております。ドイツでホテルでチップなしにはがきを出したら届かなかったり、チュニジアで賄賂を渡さないと持ち込むハンディカムにむちゃくちゃ高い課税をされたりといったことです。もちろん中国でも、その他の発展途上国でも状況に応じいろいろありますから、それに抗議するなら、あらゆる不便を甘受する覚悟を持ってするしかないということです。(不便を我慢するのが自分だけなら、それだけのことです。)

ただし自分が他の人の期待に応じるために海外旅行をするのなら、正義感を貫くことは皆様にご迷惑になるのでしょう。例えば待たせている人に会えなくなるリスク(相手はあなたの事情に関して理解がない場合)、また仕事ができなくなる(あなたや所属する組織の評価に関わる)とすると誰がそれをカバーするのか、といったことです。もちろん私は、イタリアで娘(7歳)が高熱を出したときは、医者を呼んでくれたホテルの従業員にも、やってきた怪しい英語を使う医者にもチップを弾みましたよ。

日本みたいに性善説でやっていけるわけがない(ソマリアの海賊に倫理を言っても仕方がない)という事情を知るためにこそ、海外に行くことに価値があるとも考えられます。(物見遊山の海外旅行では文句をいえても、仕事なり自分が本当に大事なことのために海外に行くのなら、そこで起きている現実にしっかり対応するしかないではありませんか?)

失礼しました。

宏ちゃん


by 宏ちゃん (2009-02-16 22:14) 

clifton

宏ちゃん、コメントありがとうございます。
確かに、全く文化が違う所に行って、正義感を振りかざしても何の解決にもなりませんね。私の一件も100ペソ払っていれば、ちゃんと届いたのかもしれません。ところが、私の中に観光客だと思って騙すなよという警戒心があったため、無事届くなら、15ペソはチップでいいかなんて思う余裕はなかったのです。

仕事で海外を飛び回っている方たちは、それこそいろいろな目に会っているでしょうから、現実的な解決法がパッと浮かぶのでしょうね。

今回の出来事を通じて、また宏ちゃんのコメントを読ませていただいて、とても勉強になりました。
by clifton (2009-02-16 23:02) 

ばろっく

これはホーチミンのソバ屋のおばさんの祟りです。
by ばろっく (2009-02-18 09:57) 

clifton

女の恨みは恐ろしいから、そうかも。
ブエノスアイレスの郵便局の女性もちょっとばかり小遣い稼ぎをしようと思っただけなのに、ウルサイ日本の女に邪魔されて頭にきたんでしょうね、きっと。
by clifton (2009-02-20 11:00) 

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