騒ぎに乗じて儲けようとする人

さほど風もなく、絶好のテニス日和。この時期、自分の家にいるのが一番安全なのだろうが、テニスコートの上も比較的安心できる場所かなと３日続けてのテニスクラブ通い。会員の皆さんもそう思うのか、今日はにぎわっていた。

岩手の県立病院の職員が病院の倉庫からマスクを持ち出し、１０倍の値段でネット上に売りに出していたというニュースが載っていた。こういう輩は許せない。このケースは泥棒だから当然罰せられるが、コロナ騒ぎに乗じて法外な値段でネット上にマスクを出品している人たちやサイトの運営者を取り締まることはできないのだろうか。こちらを野放しにしているのが問題だと思うのだが。

開店前の薬局に並ぶつもりはないし、足元を見て高く売りつけようとするネットショッピングを利用する気にもなれない。皆が妥当な値段で売っているマスクだけ買うようにすれば、強欲な出品者を排除することができるのに。


あちこちで沈丁花が満開

マスクが手に入らないので

午前中、３カ月に一度の歯のクリーニングのため、２人で徒歩３０分の歯科医院へ。途中、開店前のドラッグストアに３０人以上の人が並んでいた。歯科医師に聞いたら、入荷するマスクを求める人たちだとか。コロナ騒ぎになってからものんびり構えていた我が家は、大分前に購入した１袋８枚入りのマスクしかない。どこにも売っていないので、もう諦めの境地。

午後、テニスクラブに向かう時、電車内でマスクの着用率をチェックしてみた。１両の乗客は２５名、その中で私たち２人を含めマスクをしていない人は５名だった。着用率が実に８割。余るほどマスクがあるのなら、私たちも付けるけれど、手に入らないのだから仕方がない。

来週から緊急事態宣言が出た北海道に行く予定があり、その時のために貴重な８枚のマスクを温存している。手洗いだけは実行しているけど、市中感染が当たり前になった今、どこで感染するかわからない。暇な年寄りだからと言って、家にじっと引きこもっているわけにもいかないし、あとは運次第と割り切ることにした。


札幌のフレンチシェフが送ってくれたキタアカリの残りで、いもだんごを作る。煮て冷凍保存してあった小豆を使い、お汁粉にして昼食とした。

最後のキャベツ料理

昨日とは打って変って晴天だったが、いかんせん風が強すぎた。それでもテニスに行くと言うので、仕方なく連れ合いに同行。皆さんのお陰で、連れ合いは２試合、私は１試合できた。強風の下でのテニスは疲れる！

１９日に届いた、会津産の大きな雪下キャベツを今夜できれいに食べ尽くした。最後は芯の部分を２つ割りにして、ポトフで煮込む。いろいろな料理に使ったが、どれも旨かった。素材がいいと、どんな調理法でも美味しいものが出来上がると納得。冷たい雪の下で糖分を蓄えたキャベツは、最高の食材だった。送ってくれた友人に感謝！


牛すね肉・キャベツ・ジャガイモ・人参・タマネギ・パプリカにトマト缶を入れて煮込んだ。

「アッコちゃんシリーズ」が面白い

朝方の雨が止んだと思ったら、霧雨のような細かい雨が時折落ちてきて、暗い一日だった。午前中に１人で図書館→郵便局→スーパーを回り、あとは読書三昧。連れ合いがコーヒーの豆を買いに行くというので、昼用のパンを頼む。女性一人で焼いているパン屋さんが近所にあり、いつもここで買う。連れ合いはあんパンとクリームパンがお気に入り。私はクロワッサンとチーズ入りパン。お店の人も連れ合いが行くと、何を買うかわかっているみたい。

このところ、柚木麻子の小説にはまっている。「BUTTER」、「ナイルパーチの女子会」、「本屋さんのダイアナ」と続けて読んだ。女性の心理をよくとらえていて、しかも描き方が上手くて面白い。アッコちゃんシリーズは、「ランチのアッコちゃん」から始まって、「３時のアッコちゃん」、「幹事のアッコちゃん」と続く連作短編集。

彼氏にふられて元気をなくしている派遣社員の三智子は、ある日上司の黒川敦子部長から変わったことを依頼される。三智子が作って来る弁当と部長（通称：アッコさん）のランチを１週間取り替えっこしようというのだ。仕方なく従う三智子だったが、アッコさんがランチをするお店を巡る中で、さまざまなこと遭遇し、徐々に自分が変わっていくのを実感する。

アッコさんの人物像がとても魅力的で、やることなすことがすべて痛快。出て来る食べ物にも気をそそられる。３作品ともさくっと読めて、面白くて楽しいし、気分転換にはもってこいの作品。


長いもの出汁煮。長いもは煮るとほっくりして美味しい。

慣れとは恐ろしい

テニスクラブが休みの日は、とかく映画の日になるのだが、今日は私は鍼灸院へ、連れ合いは引きこもりで、一日中GYAOで映画やドラマを見ていた。

いつもは１試合しかしないテニスで、昨日は２試合したせいか、腰がだるい。本格的な腰痛になっては一大事と、３週間ぶりに鍼灸治療を受けた。せめて隔週くらいで通いたいけど、時間がありそうでないのが現実。もっと自分の事を優先すればいいのだろうが、なかなかそうもいかない。依存されることに慣れてしまって、一種の共依存状態なのかも。かつては、あまりに自由に羽ばたいていたので、今の自分が信じられないくらいだ。慣れとは恐ろしい。


２３日の幸福の木の花。夕方に花開いて朝には萎んでしまうのを繰り返し、いよいよ明日あたりですべての蕾が咲き終えそう。


雪下キャベツ料理第五弾は、揚げボールとの煮物。かつおだしに少量の醤油を入れ、さっと煮る。砂糖を加えたかのようにキャベツが甘かった。

そろそろビールの出番かな

今日も暖かかった。近所を歩くと、沈丁花や寒緋桜が咲いている。日差しが強く、もうすっかり春の気配。


近くの公園の寒緋桜が咲き出した。

連休最終日のテニスクラブはまあまあの賑わいで、２試合とも連れ合いと一緒にやった。どちらも対戦相手としてだったが、私の弱点を知り抜いている彼はそこをついてくるので、憎たらしい。たくさん汗を流したお陰で、夕ご飯のワインが美味しかった。まだ家でビールは飲んでいないが、テニスをしたあとは、そろそろビールの出番かな。


雪下キャベツ料理の第四弾はロールキャベツ。そのほかに毎日のごとく、味噌汁にも入れている。ジャガイモ、油揚げ、ワカメなどと組み合わせて。

災害時に備えるか

三連休の中日のテニスクラブは空いていた。昨日は春一番の強風が吹いたというのに、連れ合いは私の制止を振り切って、1人でテニスへ。TさんとYさんご夫婦が入ってくれて、なんとか試合ができたそうだが、ほかには若い人が数人いただけで閑散としていたみたい。

１月２７日のブログで、新型肺炎のパンデミックを心配していたが、杞憂に終わるだろうという気持ちが強かった。ところが、最近の感染状況を見ると、パンデミックが現実味を帯びてきているように思えて、空恐ろしい。いざという時のために、何を備えておくべきかと考え始めた。家にこもっているしかない状況を想定して、レトルトや缶詰類、スポーツ飲料の粉末などを買っておいたほうがいいのかな。なんせ、狭いマンション暮らしゆえ、トイレットペーパーなどの生活用品も買いだめしない主義なので、すべてにおいて備蓄はなし。この際、災害時に役立つ生活用品や食料品をネットでチェックしてみるつもり。


日曜の朝は抹茶。生菓子はテニスクラブの近くの和菓子屋で、連れ合いが買って来た。

女子会で男の手料理を味わう

年に一度の女子会で、午後自由が丘へ。会場は連れ合いの元同僚Sさん宅。Sさんが男の手料理を会費制で提供してくれる。メンバーは、連れ合いの元同僚と元同僚の妻たちなど総勢８名。２０年以上続いた我が家主催の山中湖テニスキャンプに参加していた人たちで、４０年来の付き合い。

そば会にご主人共々招いていたので、年に一度は会っていたが、そば会を止めてからはSさん宅での女だけの集まりとなった。何年か前にこのメンバーで台湾に行ったことがある。今年は夫たちも誘って、また台湾に行こうという話になった。ぜひとも実現したい。


パンもSさんの手作りで美味しい。

『スキャンダル』

３日連続のテニスはきついので、映画に行く。先だってのアカデミー賞で、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞を受賞した『スキャンダル』を観た。２０１６年、アメリカのテレビ局、FOXニュースの女性キャスターが同社のCEOをセクハラで告発した実話に基づき、製作された作品。

FOXのCEO、ロジャー・エイルズは自社のニュース番組を見ていて、もっとキャスターの脚を映せと現場に命令するような男。会長室に社内の女性たちを呼びつけては、そこで回ってみろとかもっとスカートを上にあげてみろとか要求し、挙句の果ては仕事が欲しかったら、自分の言うことを聞けと性的行為を迫る。ベテランで元人気キャスターのグレッチェンがクビになり、彼女はロジャーをセクハラで訴える。メディア界は大騒ぎになり、花形キャスターのメーガンも動揺する。彼女も実はロジャーからセクハラを受けた一人だったのだ。初めは、社員たちはロジャーを会社を大きくした功労者と讃えていたが、やがて何人もの女性たちが被害を告白。彼はオーナーのマードックから、解雇される。

＃MeeToo運動が起きたのはFOX事件の１年後。映画界の大物プロデューサーの長年にわたる女優たちへのセクハラがきっかけだった。それからは怒涛のごとく、セクハラの告発が世界中で起きた。どの世界でも男たちは権力を振りかざして、女性を自分の思うままにしようとする。そのことを悪いとか、女性を傷つけているとか思わないところが恐ろしい。自分の妻や娘がそういう扱いをされたらと想像することがないのだろうか。勇気ある女性の告発で、１人の権力者を退職に追い込むことができたけれど、同じような輩がどこにでもいるはず。日本でも伊藤詩織さんや写真家の広河隆一が話題になった。文春も不倫ネタばかりでなく、もっとセクハラ男を告発してほしいものだ。


雪下キャベツ料理第三弾は、回鍋肉（ホイコーロー）。

テニスで免疫力アップ

風がなくて曇りがちの天気は、テニスには最適。サーブを打つ時やロブを上げられた時にまぶしくないのがいい。という訳で、今日も午後からテニスクラブへ。普段の木曜日は女性が多く、男性は少ないのに、今日は珍しく男性がたくさん見えていた。

いつも連れ合いの相手をしてくださるSさんやIさんがいらしていて、連れ合いは大喜び。私は１試合しかしなかったが、連れ合いは男子ダブルスを３試合して、満足して帰還。

クラブハウスでテレビを見ていたら、新型肺炎の話題ばかり。既にあちこちにウイルスが散ってしまっているのだろうから、感染するかしないかは運次第かな。せめてテニスで免疫力をアップさせておかねば。


雪下キャベツ料理第二弾は、コンビーフとの蒸し煮。

でっかい雪下キャベツ

土曜日以来のテニス。Sさんが連れ合いを男子ダブルスに誘ってくださったので、私は久しぶりに女子ダブルスができた。競った試合で満足して上がろうとしたら、Sさんがご主人がもう１試合やりたいようなので、入ってくださいと言われ、２試合やる羽目になる。

帰りに整形クリニックに寄り、ボンビアの注射。腰痛はありますかと聞かれたが、テニスは原則１試合しかしないので大丈夫ですと答えたら、台所に長く立っていても腰痛になりますよと言われた。もうお客をするのは止めたし、腰痛になるほど料理に励んでおりませぬ。

田舎の友達が西会津の若い農業女子が栽培している雪下キャベツを送ってくれた。普通のキャベツの２－３倍の大きさにびっくり。早速、今晩は蒸して、ゆずポン酢で食べた。台湾で知った食べ方で、蒸すとたくさん食べられるのがいい。柔らかくて、甘くて美味！雪の下で、じっくりと甘さをたくわえたのだろうな。毎日いろいろな料理に使うのが楽しみ。


３㎏以上はありそう。


手で大きくちぎって、蒸し器で３－４分蒸せば、柔らかくなる。

『３７セカンズ』

渋谷パルコの８階にオープンした映画館で、話題の映画『３７セカンズ』を観た。ベルリン映画祭で観客賞を受賞した作品。

出生時に、３７秒間息をしていなかったせいで脳性麻痺となったユマが主人公。彼女は友達の漫画家のゴーストライターをしながら、シングルマザーの母親と暮らす。娘の世話をするのが生きがいのような過保護な母親が時に重荷に感じられて、ユマは独り立ちしたいと思い始める。自作の漫画を出版社に持ち込むと、面白いけれども人生経験が少ない作家ではダメ、いろんなことを経験してから出直しなさいと言われてしまう。それから、ユマの冒険が始まる。

監督はアメリカで映画を学んだ女性で、脚本もオリジナル。初めての長編ということだが、すごい才能を感じた。主人公役は公募で選ばれた実際に脳性麻痺の女性で、演技は素人ながらも圧倒的な存在感。彼女なしでは、この作品の成功はなかったように思う。身障者が主人公の作品などという先入観は捨てて、とにかく多くの人に観てほしい１本だ。


今夜の幸福の木の花

会話のある夕食は楽しい

連れ合いは朝７時４０分に家を出て、テニスレッスンへ。彼が帰宅するまで、私は掃除・洗濯に大忙し。お昼を食べてから、満開になっているはずの河津桜を見に林試の森公園に行く。鮮やかなピンクに染まった木はまさに見頃。この周辺だけ、春爛漫という感じだった。暖かくて最高の花見日和なのに人影はまばら。午後だったからか、いつも大勢来ている保育園児や幼稚園児が見当たらなかった。



夜は、池上の「厨房しらかわ」で、連れ合いの高校クラスメートMさんご夫婦と食事。食事中、まともな会話ができるって嬉しい。料理が何倍も美味しく感じられた。いつも気にかけてくださるお二人に感謝しながら、楽しいひとときを過ごす。


牡蠣フライと牡蠣のグラタンは外せない。

ようやく幸福の木が開花！

雨でホッと一息つけた。降らなかったら、今日もテニスクラブに行かざるをえなかったが、これ幸いと読書にふける。

幸福の木（ドラセナ）に蕾がついているのに気が付いたのが約１カ月前。２週間前、あと数日で咲き出すかなと予想したのに一向に開花せず、気を揉んでいたが、昨日ようやく３輪ほど開花。３０年前にいただいた木が花をつけたのは、実に６年ぶり、７度目。

花は夕方に開いて、朝には萎んでしまう。かぐわしい香りを放ち、部屋にいると幸福感に満たされる。まさに”幸福の木”だ。


天井に届きそうになっている。


１月３０日、既に蜜が流れ出ている。


２月１５日、蜜は甘くて美味。見つけては毎日なめていた。


本日の夕方の開花状況。

テニスのあとの寿司は旨い！

曇りの天気ながら、テニスをしていたら、暑いくらいだった。半袖・短パン姿の若者もいたほど。バンコクに行って来たHさんご夫婦から、旅の話を聞く。女性６人でバンコク駐在のテニス仲間、Aちゃんを訪ねたのがちょうど２年前。女だけの楽しかった旅を思い出す。HさんたちもAちゃんに会って来たそうで、元気だったと聞き、安心した。

甥がビジターでテニスにやって来たので、夜は行きつけの寿司屋で夕食。２カ月ぶりに寿司を堪能する。フレンチもいいけど、やっぱりテニスのあとの寿司は旨い！

『巡礼の約束』

久しぶりに神保町まで出向いて、岩波ホールで、『巡礼の約束』を観た。チベット人監督によるチベット人家族の巡礼物語。

ウォマは、足の不自由な義父の世話をしながら、再婚した夫のロルジェと山の中の村で暮らしている。ある日、ウォマは聖地ラサに巡礼に行くことにしたと唐突に夫に告げる。しかも五体投地でラサを目指すと言う。両手・両膝・額を地面に投げ伏して礼拝を行う五体投地は１日にせいぜい数㎞しか進めない。２カ月後、巡礼中のウォマの元に妻の病を知ったロルジェが駆け付け、ラサ行きを止めて大きな病院で治療することを勧めるが、前夫のように管につながれて死ぬのは嫌だと妻は断る。そこに実家に預けている息子ノルウがウォマの弟に連れられてやって来る。そして、夫婦とノルウの３人での巡礼の旅が始まるが、途中からは、血のつながりのないロルジェとノルウの２人旅になる。

前夫との約束を果たそうと病身で巡礼に出た、ウォマ、妻の思いを知って、妻の亡くなった前夫に嫉妬するロルジェ、母を奪ったロルジェに反発するノルウ。それぞれの思いが交錯する巡礼の旅。さまざまなチベットの風習を通して、夫婦、親子の関係、そして、死が淡々と描かれる。セリフは少ないが、心に沁みる作品だった。

１３年前のチベット旅行の際、五体投地で巡礼している人を見かけた。荷物を積んだリヤカーを引く家族が同行していたが、チベット人の現地ガイドに聞いてもらったら、ラサまで何カ月もかかる気の遠くなるような道程だった。バスから降りて、ツアーメンバーで喜捨したのを思い出す。


牛肉・児菜（つぼみ菜）・パプリカ・マイタケのオイスターソース炒め。児菜とパプリカは弟から。

友達の差し入れで免疫力をつける

午前中、短い時間だったが雨が降った。昼頃にはすっかり晴れて、気温も上がったので、テニスに行く。木曜日は女性陣が集まる日なのに、微妙な時間に雨が降ったせいか、いつもより女性会員が少なかった。Kさんが段取りしてくださり、連れ合いは男子ダブルスを２試合する。お陰で、私は久しぶりに女子ダブルスができた。

昨日の朝、宿に友達が訪ねてくれ、フキノトウをいただいた。帰宅してから、フキノトウ味噌を作る。今朝、ご飯にのせて食べたら、春の香りがした。今夜は冷奴のお供にする。

別の田舎の友達から、地元の農園の高糖度トマトが宅配便で届く。生産者のお勧めの食べ方は、常温で丸かじりと書いてあったので、早速その通りに味わってみた。トマトとは思えぬ甘さに驚愕！

田舎の友達からの差し入れを食べて、免疫力が高まったような気がする。


サッと茹でてから刻んで、油で炒め、味噌・日本酒・みりんを入れて、練り上げた。


ブランド名は、トロピカルトマト

田舎も春の陽気

昨日は新白河駅で弟夫婦にピックアップしてもらい、4人で母の所へ。持参したイチゴを美味しいと４粒食べた。自分にとって、親しい人だとはわかるようだが、子供の名前は全く出てこない。

昨日は風が冷たかったので、外に連れ出すのはとても無理だった。今日は春のような陽気で、風もなく、日光浴には絶好の日和。看護師さんに相談したら、マスクをすればいいですよと許可をもらった。施設の敷地内を回り、車椅子に乗ったまま、しばしお日さまに向かって日向ぼっこをする。やはり、外気に当たるのは気持ちがいいみたい。

１年前は施設内でインフルが流行り、母も罹って１０日間くらい寝込んだけれど、今年は1人も罹患者は出ていないとのこと。あとはコロナウイルスが東北まで散らばらないことを祈るのみ。


イチゴを食べて、ご機嫌な母


施設は南向きに建てられていて、どの部屋も日が当たる。


駅まで徒歩でちょうど３０分。天気が良ければ、歩くのにちょうどよい距離。

目に留まったニュース

澄み切った青空が広がり、風もほとんどなく、絶好のテニス日和だった。月曜は女性が多い日なので、女性お二人に入ってもらい、連れ合いと２試合する。当然、私とは組まず、上手な方に組んでもらい、彼はご機嫌。

帰宅して、韓国の映画「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞の作品・監督・脚本・国際映画賞を受賞したことを知る。英語以外の作品で４冠とはすごい！ポン・ジュノ監督の作品では、１０年くらい前に観た「母なる証明」に強烈なインパクトを受けたのを覚えている。もちろん「パラサイト」も観た。

横浜港に停泊中のクルーズ船の乗員・乗客の新型コロナウイルスの感染者があらたに６５人増えて、１３５人になったとか。船内にとどまっていると、かえって感染者が増えるばかりのように思えるが、かと言って、下船してあちこちに散れば、行った先でウイルスをばらまくことになるやもしれず、一体どうすればよいのか。乗船している方たちが本当にお気の毒。

明日から１泊で田舎に行くため、明日はブログを休みます。


朝ご飯

たまには家でまったりと過ごす

昨日の段階では明日は風が強そうだから、テニスは止めて映画にでも行こうかと連れ合いと話していた。予報通りに冷たい風が吹く一日だった。しかし、コロナウイルスを避ける意味でも、日曜の混んでいる時にあえて映画に行くこともないなと思い直して、家にいることにした。

連れ合いはいつものように、パソコンでドラマや映画にかじりついていた。私は図書館で借りた柚木麻子著「BUTTER」を読みふける。窓越しに強い光が差し込んで、ひざ掛けさえも不要なほど室内は暖かかった。少しは外にでなきゃと３時にコーヒーを飲んでから、２人でスーパーと八百屋へ。八百屋のオニイサンとちょっと立ち話をして、気分転換する。たまには家に引きこもって、まったりと過ごすのもいい。


公園の紅梅