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秋晴れの下、最後のテニス [テニス]

さわやかな秋晴れの一日。クラブでの最後のテニスは好天に恵まれた。連れ合いはIさん、Sさん、Tさんなど大好きな方たちに相手をしてもらい、満足した様子。私は久しぶりにDさんご夫婦と試合ができて、うれしかった。16年間お世話になったクラブを去ることになったが、事情が許せば、ビジターでお邪魔して、また皆さんとテニスを楽しみたい。

テニスを始めたのは42年前、連れ合いの仕事で郡山に転勤した時。当時、福島県で唯一の会員制テニスクラブが郡山にあり、そこに入会した。私は仕事を辞めて、ついて行ったので、まず車の免許を取り、それから毎日のようにクラブに通って、テニスに夢中になった。連れ合いも週末だけでなく、ナイターにも行くほどのめりこんだ。郡山での2年間の転勤生活のうち、クラブに入会していたのは、わずか1年半だったが、多くの方たちと知り合いになり、現在までお付き合いが続いている。後年、連れ合いをタイのシニア大会に誘ってくれたのも郡山のクラブの方だった。

東京に戻った時は、テニスブームで会員制クラブはどこも満員。数年間のブランクのあと、単身赴任先の郡山から戻ったクラブで一緒だった方から、家の近くにテニスクラブができたから、一緒に入らないと誘われた。そこが2番目のクラブで、閉鎖になるまで20年間在籍。郡山のクラブと何度も親善対抗試合をしたり、箱根や軽井沢でテニスキャンプをしたりと楽しい思い出がいっぱい。

そして、3番目のクラブでは、入会2年後に退職したため、テニス三昧の日々を過ごすことができた。女性陣で何度か海外のリゾート地に行ったし、台湾に案内したりもした。連れ合いが病気になってからのこの2年間は心からテニスを楽しめない時もあったけれど、テニス仲間に救われて、ここまでやってこられた。皆さんにはとても感謝している。

運動音痴で、スポーツとは全く縁のなかった私をスキーやテニスに強引に引っ張り出してくれたのは、連れ合い。お陰で、テニスを通じての出会いが、私の人生を豊かにしてくれた。彼にも感謝せねば。

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9月11日撮影。まだ夏の空だった。
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