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『太陽とボレロ』 [映画]

2カ月ぶりに映画に行く。いつものように往復タクシーを利用。連れ合いと一緒の時、乗り換えがある電車移動だと何かと気を遣うので、タクシーに限る。

『太陽とボレロ』は、18年の歴史をもつ地方都市のアマチュア交響楽団とそれを支える人たちの物語。父亡きあと家業を継ぎ、母の面倒を見るためにピアニストになる夢を諦め、故郷に帰った理子。楽団のパトロンとして、奮闘してきたが、年々運営が苦しくなる。役所や金融機関に掛け合っても援助は得られない。そして、遂に解散という辛い決定を下すことになる。しかし、ラストコンサートをめぐって、楽団員の気持ちが一つにまとまらない。コンサートができないまま解散するのかと、皆が諦めかけた時に小さな奇跡が起きる。

監督・脚本が俳優の水谷豊さんで、ご本人も出演している。ストーリーは平坦で感動するわけではないが、音楽がよかった。特に西本智実さん指揮のボレロの演奏シーンが最高。数少ない女性指揮者ということで、新聞などで取り上げられた記事や写真は見たことがあるが、実際に指揮をしている動画を見たのは初めて。すごくカッコイイ人だった。ロケ地が松本周辺だったらしく、風景の映像が素晴らしい。音楽と風景だけでも観る価値ありかと。


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花はヤマボウシにそっくりなのに葉がツバキみたいでつるつるしている。調べたら、常緑ヤマボウシという種類らしい。

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クチナシの花
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