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「木挽町のあだ討ち」を読む [読書]

朝から小雨降る寒い一日。2人で一日中家に引きこもっていた。冬の間でも10回くらいしか電源を入れなかった電気ひざ掛け毛布をして、図書館から借りた本を読んだ。読んだ作品は、直木賞と山本周五郎賞を受賞した永井紗耶子著「木挽町のあだ討ち」。図書館に予約してから手元に届くまで8カ月くらいかかった。

ある雪の降る夜、木挽町の芝居小屋の近くで、若い侍菊之助が父の仇である博徒の作兵衛を討ちとるという事件が起きる。多くの人々がそれを目撃し、「木挽町のあだ討ち」として語り継がれる。その2年後、菊之助の縁につながるという侍がやって来て、芝居小屋関係者にその時の模様を聞いて回る。

いずれも関係者の一人語りで話が進むのだが、菊之助との関わりばかりでなく、かれらの半生も語られる。さまざまな立場の人たちが暮らしぶりや人生訓を生き生きと語っていて面白い。ミステリーの要素もある時代小説だが、著者の芝居に対する知識も半端じゃなく、読んでいてとても楽しめた。

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昨夜、友達から「トロピカルトマト」というブランドのトマトが2箱届いた。生産者のメッセージに常温で丸かじりがお勧めと書いてあったので、冷蔵庫には入れずに丸かじりしたら、美味しかった。いつもいろいろいただくマンションの方にもお裾分けする。

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厚揚げを魚グリルで焼き、フキノトウ味噌で食す。

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ホタテとスナップエンドウのバター醤油炒め

昨日の良かったこと
①林試の森に散歩に行き、瞑想した。
②カフェでワインを飲みながら、店主と世間話をした。
③友達からたくさんのブランドトマトが届いた。
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