台風とお葬式

１１日、予定通り札幌から戻ったが、帰宅して１時間後には再び電車で白岡に向かった。実は札幌滞在中に入院中だった連れ合いの兄の訃報が届いた。葬式は１２日と知らされたが、当日は台風で交通機関が運休となる可能性が大。１１日中に移動しなければ葬儀に参列できないと、大急ぎで喪服などを詰め込み、ベランダの鉢植えを部屋の中に取り込んで、出かけた。

斎場近くのホテルは札幌から予約しておいたけれど、１２日は満室で取れなかった。
でも、チェックインの際に聞いたら、キャンセルが出たため１２日もOKとなる。札幌から上京した弟２人も同じホテルに泊まったので、なにかと心強かった。

葬儀当日は予想通りすごい雨風。外は暴風雨にもかかわらず、葬儀は静かで和やかな雰囲気の中で進められた。無宗教で、親族だけで棺を囲み、各自が兄との思い出を語って、見送った。知らないお坊さんに意味不明のお経を唱えてもらうより、ずっと感動的で印象に残る葬儀だった。

今日も宇都宮線が動いていなかったので、大宮までタクシーで出て、唯一運行している上越新幹線で東京駅へ。ラッシュ時の電車のような混み具合の新幹線に乗ったのは初めて。東京駅からは山手線が動いていたため、無事帰宅できた。それにしても疲れた！


札幌の円山公園に咲いていたシュウメイギク