SSブログ

「チェコのヤポンカ」を読む [読書]

朝、雨の音で目覚めた。止みそうで止まないため、スーパーの開店時間9時に合わせて買い物に出た。冷えていて寒い!店内はさすがに空いていたので、ゆっくり見て回れた。レジがMさんで、久しぶりに言葉を交わす。

1.jpg
今朝の抹茶

2.jpg
おかゆは、シラスと庄内アサツキ入り。

あとは引きこもって、本読みとユーチューブを観て過ごす。ドジャースフェスタに登場した大谷選手の動画を数本観たが、ファンの前での一問一答シーンが面白かった。ジョークを交えて答えて、好印象。

木村有子著「チェコのヤポンカ」を読み終えた。ヤポンカとはチェコ語で日本人の女性という意味。日本が大阪万博に沸いた1970年の夏、当時8歳の著者は父の仕事(新聞記者)で、母と妹の4人でプラハで暮らすことになる。父の意向で現地の小学校に転入し、6年生になる前に1人日本に帰され、父の郷里の小学校に入る。その後、日本の大学を出てからプラハのカレル大学に留学、のちにチェコの昔話や童話の翻訳家となる。

3.jpg

プラハの小学校での2年半の出来事や出会った人々の思い出、留学時代の緊張に満ちた大学生活、結婚後にご主人と滞在したベルリンでベルリンの壁崩壊を目の当たりにしたこと、その後のビロード革命前夜のプラハの様子など、さまざまな興味深いエピソードが書かれている。

著者とは祖父同士が従弟という間柄で、この本に出てくるいくつかのエピソードは聞いたことがあるが、あらためて文字で読むとその当時の彼女の心情がよく伝わってきた。全くチェコ語が話せないで入った小学校では周囲から温かく迎えられ、楽しい思い出がいっぱいだったのに、日本に1人帰国させられて入った田舎の小学校では逆に無視されたことなど、国民性の違いなのか、考えさせられた。

2013年に1人でプラハに行った時、プラハ滞在中の著者とぺピークことヨゼフさんの家に2泊させてもらった。プラハを歩いている時はチェコ人は愛想がない、共産主義時代の名残りなのかと思ったものだが、ヨゼフさんの住む田舎町に行ったら、彼の家にやって来る人たちは陽気で楽しい人が多くて、驚いた。

モラヴィア地方滞在記:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2013-09-17
プラハ滞在記:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2013-09-12

4.jpg
寒いので水餃子にした。水餃子にする時にはヒダはつけず、柏餅のように皮を合わせるだけなので簡単。餃子を食べ終えたあとに水菜とエノキダケを入れて、ポン酢で食す。

昨日の良かったこと
①洗足池に朝散歩に行き、池のほとりで瞑想した。
②洗足池の梅の花がきれいだった。
③マンションの方に夏みかんのマーマレードを差し上げたら、喜ばれた。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。