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ラインで再びつながる [友達]

午後、家の電話が鳴った。どうせまたなんかのセールスだろうとこちらも名乗らず、相手の名前も聞かずに切ってしまった。1時間後に再び同じような声の女性から電話。今度は名乗ったら、なんと高校時代のクラスメート、Yさんからだった。年賀状のやり取りだけで、二十数年くらい会っていなかった。同窓会誌が届き、懐かしくなって電話したとのこと。コロナ前までは毎年1泊でクラス会を開いていたが、彼女はずっと欠席だった。

クラスメート7人でグループラインをやっているので、早速参加してもらう。ラインは何年も会っていない人ともすぐにつながれるから、便利。コロナ禍でクラス会が2年続けて中止になっていても、ラインで皆さんの近況を知ることができる。

Yさんで思い出した。学生時代、足の向くまま気の向くまま一人で東北を旅した時、十和田湖のあとに岩手県の山の中のユースホステルに2-3日滞在した。そこは牧場で、仙台から仕事でやって来た人が仙台に戻ると言うので、その人の車に乗せてもらった。仙台の大学に行っていたYさんに会おうと思ったのだ。住所を頼りに雨の降る中、夜遅くに彼女のアパート(寮?)まで車で送ってもらった。ところが運悪く、隣室の人(多分同じ大学の人だった)に彼女は帰省していて留守だと告げられる。仕方なく、勝手にYさんの部屋に泊めてもらうことにした。多分、鍵はかかっていなかったか、お隣さんが預かっていたのだと思う。

Yさんに会えなかったので、山形の大学に行っている同じクラスメートのAちゃんに会いに行こうと思いついて、翌日は仙山線で山形に出た。途中下車して山寺(立石寺)に寄り、松茸ご飯を食べたのが忘れられない。山形に着いて、駅から大学の寮に電話したら、なんと彼女も山形を留守にしていた。結局、友達には会えず、米沢に出て、白布温泉のユースホステルに泊まった。前もって予約していなかったが、女一人なんですと言うと泊めてくれた。この手で、何度飛び込みで泊まったことか。

昔はアパートや寮の部屋には電話がなかったから、事前に連絡など取りようがなかった。それでも不便と思わなかったのは時代だろうな。だれもが携帯電話を持つ現代なら、すれ違いなど起きようがないけれど、面白味に欠けるような気がする。

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本日の林試の森。ショカツサイ(諸葛菜)があちこちに咲いている。

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ボランティアがお世話をしている目黒線緑道の花壇。

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近所の八重桜が開花

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そら豆はだいぶ前から出ていたが、初めて買う。さやのまま魚グリルで焼いた。
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