SSブログ

「ムーンライト・イン」を読む [読書]

雨が降らないうちに歩こうと、折り畳み傘をリュックに入れて準備を整え、7時にベランダに出て空を見上げたら、既に降り始めていた。諦めて一日中引きこもって、本を読んだり、GAYOで映画を観たりして過ごす。一歩も外に出ていないけど、花散らしの雨で桜はほぼ散っただろうな。

続けて中島京子さんの作品を読んだ。2冊目は「ムーンライト・イン」。仕事を失い、自転車旅行に出た30代の拓海は夜遅く高原の町に着く。雨が降りしきり、野宿は無理とペンションとおぼしき家を訪ねる。そこはかつてはペンションだったが、今は持ち主の老人と世代の違う女性3人が暮らしている家だった。拓海はそこでの仕事を手伝いながら、さまざまな事情を抱えた4人の住人と共同生活をすることになる。ほどよい距離をとりながらの平和な暮らしがしばし続くが、それぞれの秘密が徐々に明らかになり、拓海も含めて皆新しい生活へと移っていく。

中島京子さんの作品は読んでいて疲れないし、ハッピーエンドというわけではないのに読後感が非常にいい。すっかりハマってしまった。あと2冊借りているので、当分の間中島ワールドに浸ることになりそう。


5.jpg
今朝の抹茶

6.jpg
日曜の朝はおかゆ。昨日の鶏胸肉のスープを使った。友達から、胸肉1枚にだし汁(600-700㏄)を使い、肉を引き揚げたあと汁を沸騰させ、瓶に入れ、冷蔵庫で保管して、煮物などに使うとよいと言われた。

4.jpg
昨日、山椒ちりめんとえのきだけの梅煮を仕込んだ。今朝はおかゆにのせたが、納豆に入れることが多い。

1.jpg

2.jpg

3.jpg
昨日の午後、お茶屋に行く途中で見た、源平しだれ桃、海棠、黄梅。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感