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大晦日の夜は北海道風に [暮らし]

コロナに翻弄されているうちに気が付いたら大晦日。晴天でも空気が冷たく感じられる日だった。北海道では最低気温が-30℃以下の所があったとか。想像できない寒さだ。

北海道では大晦日の夜におせちを食べる。結婚後、初めて年末に帰省した時、そのことを知って、驚いた。おせちは全国どこでも元旦の朝に食べるものと思っていたが、所変われば品変わるだった。

今年は我が家も北海道風にして、夕食をおせちにした。普段より早い5時からスタート。昨年同様、ベートーヴェンの第九をレコードで聴きながらの食事。年越しそばはなし。弟から要るなら送るけどと打診されたが、断った。食事のあとは毎日ヨーグルトを食べてお終いだし、10時が就寝時間なので、そばを食べている暇はない。とにかく連れ合いにとっては、規則正しい生活を送るのがベストなのだ。

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お気に入りの酒器で、福島の酒を飲む。

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自分で作ったのは、煮しめ・田作り・大根と干し柿のなます・ひたし豆のみ。カラスミ・紅鮭の昆布巻き・タコの刺身は頂き物。伊達巻き・かまぼこは買ったもの。

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友人からいただいた手作りのカラスミ。程よい塩加減で、お酒にぴったり。

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毎夜、夕飯時にCDを聴いているが、レコードは年に2-3回しか聴かない。
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デイサービスは無欠席 [つぶやき]

今年最後の連れ合いのデイサービス利用日。昨夕から不機嫌な状態が続き、″疲れた″を連発していたが、行かないとは言わず、送迎車に自ら乗り込んだ。帰って来た時には普通になっていたので安堵する。何が原因で突如不機嫌になるのか、2年半介護していてもさっぱりわからない。今回は低気圧のせいかしらと想像するだけ。週1回半日のみだが、テニスクラブ退会後の3カ月間休まず通ったので、良しとしよう。

今日はあいにく雨でウオーキングができなかった。連れ合いを送り出して、図書館に本を返しながら、借りに行く。開館数分前に着いたら、雨にもかかわらず既に10人くらいの列になっていた。以前会った変なおじさんもいて、先頭にいた年配の女性に「日経を30分以上読んでいたらダメだよ」と話している。開館前に来ている人はほとんどが新聞を読むのが目的みたいだから、取り合いになるのか。開館と同時に皆さん、閲覧コーナーにまっしぐらだったもの。確かに年金生活者にとっては、購読料が月4,000円以上かかる新聞がタダで読めるというのは魅力だ。私も一人暮らしだったら、新聞は取らないかも。

おせちは、煮しめ・なます・田作り・ひたし豆しか作らないことにする。かまぼこと伊達巻きは魚屋に注文しておいたもの。メインはいろいろな頂きもの。今日は田作りとひたし豆を仕込んだ。

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朝食は常に2人で1合のご飯。以前は1.3合だったが、さすがに減った。味噌汁は2杯分しか作らない。前の晩に小さく切った昆布と煮干し3本を浸しておく。具は3種類入れ、昆布と煮干しも私が食べる。納豆・卵・おひたしは毎日、あとは夕飯の残り物など。朝ご飯の前には煎茶を3杯飲む(今朝のお茶請けは干し柿)。

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弟が送ってくれたセロリ・シイタケと林試の森で拾って冷凍にしてあるギンナンを牛肉とオイスターソース炒めにする。セロリが断然旨い!
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散歩に行って、鰻を買う羽目になる [暮らし]

朝一番に銀行に行ったら、ATMの場所に既に10人くらい並んでいた。今日は混まないだろうと思ったのにと列の後ろについたら、1台しかない両替機に並んでいる人たちと判明。ATMの方は空いていた。皆さん、お年玉用の両替かもしれない。

風もなく暖かい日だったので、家に居てはもったいないと連れ合いを散歩に誘う。昼ご飯を食べてから、いつもの林試の森公園へ。一巡して帰って来るつもりだったが、連れ合いが「にしむら」に寄ろうと言い張り、鰻を買う羽目になる。どうも連れ合いの脳には林試の森への散歩と鰻がセットでインプットされているようだ。外食はできないし、まあ、いいかと今年最後の鰻を夕飯に味わった。

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まだ紅葉がわずかに残っていた。

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黄色に色づいた山吹の葉

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弟からの荷物に入っていた義妹の白菜漬け。配達の人が重いですよと言って置いて行ったが、里芋や大根などの野菜・餅・梅干し・白菜漬け・干し柿といろんなものが入っていた。ありがたい。
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荷物を開けてびっくり [暮らし]

連れ合いの今年最後のテニスレッスン日。レンタルコートのダブルブッキングで、3カ月ぶりにテニスクラブのコートでやった。お陰で、クラブのOさんや会員のTちゃんに会えて、うれしかった。

今日は仕事納め。保母さんをしている友人から、仕事納めと言っても半分以上の子どもが登園してくるとメールが来ていたが、仕事を休めない人はたくさんいるんだろうな。このコロナ禍では保母さんも子どもたちも親も本当に大変。それぞれに今までとは違うストレスにさらされているはず。

夕飯を食べていたら、ピンポーンが鳴って宅配便の人が。弟からの荷物は明日発送すると連絡が来ていたけど、だれからかなと首をかしげながら受け取ったら、なんと札幌のフレンチレストランのシェフ、Yさんからだった。荷物を開けてびっくり。北海道の正月用食品が入っていた。おせちは大して作らずとも、豪勢な食卓になりそう。

札幌に行くと必ず寄るお店で、シェフはコートドールで2番をしていた方。今年の3月に行った時にはちょうど札幌に緊急事態宣言が出され、予約していたにもかかわらず、臨時休業で食べられなかった。最近の札幌の状況から、お店は大丈夫かなと心配していたところ、帯広の姪が札幌に行くと知り、ぜひ食べて来てと頼んだ。札幌に単身赴任中の婿さんと2人で行ったそうで、Yさんがとても喜んでくれたと報告があった。満席だったと聞いて、ほっとする。姪にお店を紹介したお礼なのかな。来年3月には絶対食べに行かねば。

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タコ、ホッケ、紅鮭の昆布巻き、イクラ入り松前漬け。北海道のタコは大きくて、足1本で10人分くらいの刺身がとれる。
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アメリカの友人はずっと別荘暮らし [友達]

例年なら、今頃はなんとなく気ぜわしい毎日のはずだが、今年は年賀状も出さないし、おせちもほとんど作らないし、泰然と構えていられる。今日は図書館とスーパーに行っただけ。どちらも年末の準備なのか、混んでいた。

アメリカの友人、ディックとジャンの夫婦からメールが届く。ここ10年以上、避寒のため1-3月の3カ月間をブエノスアイレスで過ごしていた彼らは、今年の3月にコロナのためブエノスアイレスから予定を早めて帰国。その後すぐに自宅のあるオハイオ州クリーブランドからペンシルバニア州Conneaut Lake の別荘に移り、ずっとそこで自主隔離生活を送っている。

昨日の夕方は-7℃だったとかで、非常に寒い場所。私達も10月の中旬に彼らの別荘に泊まったことがあるが、既に紅葉の真っ盛りで、ディックのボートで湖を回ったら、毛布をかぶるくらい寒かった。でも、添付されていた写真を見たら、薄着。やっぱりアメリカ人はどこにいても、じゃんじゃん石油や電気を使って、快適な生活をしているのね。我が家なんて、エアコン付けずに綿入れ半纏を羽織って、電気ひざ掛けで過ごしているというのに。

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今朝の抹茶

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近所の家のツタ
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『レディ・トゥ・レディ』 [映画]

昨日、連れ合いから明日は何するの?と聞かれ、別に予定はないわよと答えたら、映画に行けばいいんじゃないと言われる。とにかく毎日なにかしらやることが決まっていないと不安みたい。かと言って自分では決められない。明日も予定がないし、じゃあ映画の見納めに行くかと渋谷に出た。

観たのは、邦画『レディ・トゥ・レディ』。社交ダンスがテーマのいわば女性版『Shall we ダンス?』。

スーパーでパートとして働く主婦、真子は同窓会で売れない女優、一華と再会する。2人は高校時代に社交ダンスでペアを組んでいた。成り行きから同窓会の会場で踊る羽目になり、一華は2人で組んで競技ダンスに出ようと真子を誘う。真子は家族に内緒で仕事をやりくりしながら、一華は女優生命をかけて、懸命に練習に励む。そして、大会本番で彼女たちの踊りは脚光を浴びるが、女性同士のペアというのが問題になる。

生活に追われ、人生の喜びを失っていた2人が社交ダンスを通じて、再び輝きを取り戻していくというストーリー。目新しい展開はないが、楽しく爽快な気分になれる。今年最後の作品としては満足。

昨年は45本観たのに今年は39本と6本少なかった。4-5月に映画館が閉まっていたのが響いた。

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近所に咲く山茶花
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LINEの使い道 [つぶやき]

40日ぶりに髪をカットしてもらう。美容師と普通に世間話ができるのがうれしい。連れ合いと居ると、何度も同じ話を一方的に聞かされるだけ。初めのうちは相づちを打っているけど、そのうち聞いているふりをするだけになる。同じことを繰り返してしゃべっているという自覚が本人にはないわけだから、責めることができないし、やっかいだ。

母とのビデオ通話のために10月にスマホにLINEをインストールした。それまではSNSはFacebookとInstagramのみ。Facebookは11年前、海外の友人に誘われて始めたのだが、当時は周囲で使っている人があまりいなかった。数年前から急に増えたように思う。海外の友人・知人の消息を知るにはとても便利。友人の1人がInstagramだけ使っていると知って、今年に入ってからアカウントを取ったが、私自身はほとんど投稿せず、彼女の写真や記事を見るだけにとどめている。FacebookとInstagramを連携させている人が多いが、私はしていない。ブログもしかり。

敢えてLINEを避けていたのは、これ以上ネットに依存したくなかったから。でも、せっかく登録したのだから有効利用しなくちゃと考えて、高校の仲間でグループを作った。今のところ、メンバーは7人。毎年開かれていたクラス会も今年は当然中止になり、無欠席だった私は2年前から夫を置いて泊りがけで出られなくなった。それがこのコミュニケーションツールのお陰で、級友たちと簡単にやり取りができる。女同士だと話題に事欠かないから、いろんな話で盛り上がる。楽しみが増えた。

ご主人を亡くされて一人暮らしになったOさんは、毎日朝食の写真を撮って、娘さん2人にLINEで送っているとのこと。素晴らしいアイデアだわと感心した。娘さんたちが写真を見れば、お母さんがちゃんと食べていると知って安心できるだろうし、Oさん自身も写真を撮るからには献立や彩りを考えるだろうし、双方にとっていいことづくめの利用法だ。

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洗足池のほとりにまだツワブキが咲いていた。

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散歩の途中で見たバラ
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静かなクリスマスイブ [暮らし]

コロナに明け暮れた2020年もあと1週間を残すだけになった。連日感染者数が過去最多というニュースばかりで、先が見えない状況に気持ちが落ち込むばかり。できるだけ普通の生活をして、心の平静を保とうと努めているが、なかなか楽観的にはなれない。

今夜はクリスマスイブだけど、特別なことは何もなし。夕飯も頂き物の冷凍カニを使ったカニ玉がメインで、あとは大根の煮物とロマネスコのサラダという普段と変わらずのおかず。老夫婦2人だけの静かな食卓だった。

図書館に行ったら、何冊もの本を借りる人が多かった。皆さん、年末年始の巣ごもり用に備えているに違いない。私も31日からの閉館前に、あと1回借りにいかなくちゃ。

昨日、札幌の義妹からお菓子が届いた。連れ合いがコーヒーを淹れて、2日続けて3時にいただく。連れ合いにとっては懐かしい故郷のお菓子で、うれしそうに食べていた。

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ブリュッセル在住の親戚から送られてきたグラン・プラスのツリー

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六花亭のお菓子
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名残の紅葉 [暮らし]

連れ合いのデイサービスの日。珍しく、ぐずらないで出発した。映画から戻った昨日の夕方は少しご機嫌ななめだったので、明日は行かないとごねるんじゃないかなと心配だったが、朝起きたら穏やかでほっとする。送ってきた担当の方から、いつも200近くある血圧が今日は150でしたよと報告があった。少し慣れてきたのか、それともたまたま精神状態が安定していたのかは不明。

私は朝見送ってから、すぐにウオーキング開始。3週間ぶりに洗足池を目指す。紅葉はすっかり終わっているだろうなと思っていたら、まだ一部残っていた。クリスマスの時期に紅葉が見られるとは、やはり温暖化のせいか。

散歩には絶好の日和で、1時間半歩いたら、汗をかいた。午後、まばゆいほどの陽が差し込む部屋で本を読んでいて、ついウトウト。気持ち良かった!

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洗足池

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杭の上の白いものはユリカモメ、泳いでいるのはカモと鯉。

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コサギ

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ドウダンツツジとモミジ
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『ニューヨーク 親切なロシア料理店』 [映画]

恵比寿に映画を観に行く。いつものように目黒から歩いたが、風もなく全く寒さを感じなかった。観たのはデンマーク人女性監督の『ニューヨーク 親切なロシア料理店』。ニューヨークの老舗ロシア料理店を舞台にそこに集まる訳ありの人々を描いている。

子どもにまで暴力を振るう夫から逃れて、2人の息子を連れてニューヨークにやって来たクララ、刑務所から出所したあと経営再建のためにロシア料理店にマネージャーとして雇われたマーク、店の常連客で看護師をしながらボランティア活動をしているアリス。3人が出会い、行き場を失ったクララを助ける。ホームレス、女性のためのシェルター、食事の無料提供所など、華やかなニューヨークとは全く異なる世界が映し出される。しかし、社会の底辺でもがき苦しんでいる人たちへ援助の手を差し伸べる人々もいる。主婦だったクララはその助けを借りて、自立に向けて歩み始める。

温かい気持ちになれる後味のいい作品だった。クリスマスの時期にぴったりかもしれない。

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頂き物のスモークサーモンを、これまた頂き物の千枚漬けで包み、ユズのしぼり汁をかけたら、素晴らしい一品になった。
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冬至カボチャを食す [暮らし]

朝から真っ青な空が広がった。空気は冷たかったが、風もなく、穏やかな冬至を迎える。日本海側は大雪だというのに太平洋側は連日の晴天で、ますます乾燥してきている。加湿器を買うべきか思案中。狭い所に住んでいるので、できるだけモノを増やしたくない。毎年のことだが、かかとにひびが切れてしまった。荒れ性だから仕方がないと、せっせとワセリンを塗っているけど、加湿すれば効果があるのかしら。

連れ合いのテニスレッスンに同行。厚着をして行ったが、外で見学していたら、さすがに今日は寒かった。プレーすれば、体が温まって気分爽快になると思うのだけれど、コートに立ちたいと意欲が全く湧いてこない。

今夜は昨日煮ておいた小豆といとこ煮にした冬至カボチャを食べた。昨晩からお風呂にゆずを入れている。

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手の届く範囲はちゃんと返すが、短いボールを走って取ろうとしない。走れという脳からの指令が出ないのかな。

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小豆もカボチャも田舎の友達からのおくりもの。砂糖はてんさい糖を使い、あまり甘くしなかった。
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忘年会なしの年 [つぶやき]

図書館とスーパーに行っただけの日曜日。冷たい北風にイチョウの葉がパラパラと舞い落ちていた。明日は冬至なので、友達が送ってくれた小豆を煮る。一緒に送られてきた彼女の畑でとれたカボチャのいとこ煮に使うつもり。

例年なら、12月初めに四谷三丁目の茶懐石料理屋で、陶芸家を囲んでの忘年会が開かれるはずだった。しかし、熊本在住の幹事から11月初めに中止の知らせが届く。1日に1組しか客を取らないという店でも出席者が70‐80代なので、リスクは避けることにしたらしい。年に一度の顔合わせなので、残念ではあるがやむをえない。

それにしても、政治家たちの危機感のなさにあきれた。忘年会があちこちで予定されていたが、ここにきて風当たりが強くなったため、急遽取り止めたらしい。忘年会やホームパーティーでクラスターという記事が載っているのに自分たちだけは大丈夫だと思っているんだろうか。面の皮が厚い政治家にはコロナの感染力も通じないのかもしれないけど。

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今朝の抹茶

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青空に雲の広がり方が面白い。
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作り話で外に連れ出す [暮らし]

月1回の骨粗しょう症の注射を受けるため、整形クリニックに9時少し前に着くように行ったら、待合室には既に数人の患者が。土曜日は半日なので、やはり混んでいる。肩にも注射をしてもらい、向かいの調剤薬局に急いだら、こちらも待ち人が多かった。

連れ合いは昨日はお昼のパンを買いにパン屋まで往復しただけで、今日もパソコンの前に座ったきりで動かない。昔からS先生の言うことだけは聞いていたのを思い出した。今日、S先生に会ったら、椅子に座ってばかりいるとあっという間に足が衰えて、スキーなんてできなくなると言っていたわよと作り話をする。お昼を食べたあと、買い物に行くけど家に居る?と聞いたら、一緒に行くとの返事。本当は1人で行きたかったが、身体が衰えると介護も大変になるから、ここは1人行動を我慢。往復で40分の道のりでも、まあ少しは運動になったでしょう。

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今の季節のお気に入り野菜、ロマネスコ。カリフラワーより甘みがあって、美味。今夜はツナとサラダにした。
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年賀状は出さないことにした [暮らし]

朝一番で鍼灸院へ。先月、変形性肩関節症と診断された右肩の痛みが一向に良くならない。温泉に滞在している間は大分楽だったから、やはりこのところの寒さで冷えるのがよくないのかもしれない。

例年なら、今頃は年賀状作成で大忙しのはずだが、もう出すのを止めることにした。昨年は連れ合いの兄が亡くなったため、今年は出さなかったから、結局2年前の賀状が最後となる。40数年間、連れ合いが版画の彫りと刷りをやり、私が筆ペンで宛名書きをしていた。しかし、2年前の連れ合いの版画彫りを見ていて、もう次の年は無理だろうなと思った。一応、年賀状どうする?と聞いたら、出さなくていいんじゃないという返事が返ってきた。やっぱり、あらゆる面で意欲がなくなってきている。その年にもらった年賀状を読みながら、次の年の宛名書きをするのは、いろんな思い出がよみがえり、私にとっては楽しいひとときだったけれど、もう共同で製作できないし、諦めることにした。昨年同様、いただいた方には寒中見舞いを出そうかなと考えている。

台湾の連れ合いの仕事仲間だったお二人から早々とカードが届いたので、市販のカードを送った。4年前、イギリスで300km歩いた時のメンバーの1人、メルボルンに住むブライスから、今日メンバー全員にメールでグリーティングが届いた。私も彼にならって、メールで済ませる。

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友達からお手製の干し柿が届いた。大好物なので、八百屋で何度か買って食べたが、比べ物にならない美味しさ。今年は柿は極端に不作らしい。何百個も実をつける実家の蜂屋柿の木が1個もならなかったそうだ。
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ひいきの店の食べ納め [食べる]

ひいきの店を応援しなきゃ、そして美味しくて栄養のあるものを食べて免疫力をつけなくちゃと、三田のコートドールにランチに出かけた。連れ合いと2人だけの食事は会話がかみ合わず、楽しくはないけど、このご時世では友達や甥・姪を誘うわけにもいかない。半分ほど席が埋まっていたが、客は2人連れと1人客のみだった。やはり、皆さん、外食は少人数にしているようだ。

通い出して26年目の今年、コートドールで食事をしたのは、私が8回、連れ合いが6回。斉須シェフの料理を存分に堪能した。奇をてらわないシンプルな料理は何度食べても飽きることがないし、つかず離れずのサービスも心地よい。私達の一番のお気に入りの店だ。次回は私の誕生日の1月に訪問予定。

連れ合いはいつものようにシェフとハグと握手をしてきた。コロナだから、ダメといっても聞かない。

食べた料理(ランチコース+アラカルトから白子のソテーをシェア)
〇飲み物:シャンパンと赤ワインをグラスで
〇アミューズ:牡蠣のソテー
〇前菜:野菜のエチュベ
    白子と菊芋のソテー、トリュフソース
〇主菜:蝦夷鹿のステーキ、赤ワインソース
〇デザート:チョコレートのマルキーズ(夫)
      洋梨のコンポート、キャラメルソース(私)
〇小菓子&コーヒー

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最後の紅葉 [暮らし]

北海道の義姉から、今朝は-10℃だったというメールが届く。日本列島にこの冬一番の寒気が襲来した模様。起床時から不機嫌で、デイサービスに行くのをごねていた連れ合いをなんとか送迎車に乗せて、私はすぐさま一人歩きに出発。

10日前に連れ合いと行った林試の森公園の紅葉が見頃までもう少しだったのを思い出し、そこにする。一緒だと公園内を通り過ぎるだけで、紅葉を愛でる暇なんてない。今日は1人なので、園内を一周しながら、ゆったりした気分で紅葉見物をした。晴天で、太陽の光が色づいた葉に当たり、いっそう鮮やかさが増して、それはそれはきれいだった。最後の紅葉に出会えて、満たされた気分で帰宅。

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朝の公園には犬の散歩に来た人たちが集まっている。

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いやでも行ってもらいたい [つぶやき]

今朝は今冬一番の冷え込みだったとか。と言っても、東京は2℃台なので、大した寒さではない。まだ一度も暖房を入れていないし、本を読んでいて夕方に電気ひざ掛けを使っただけ。夕飯時におでんを食べながら燗酒を飲んだら、体が温まって、全く寒さを感じない。

月に一度の訪問で、ケアマネージャーが見えた。コロナ感染増加のため、滞在時間は15分以内で、お茶などは一切いただかないことになりましたと告げられる。スポーツクラブ(デイサービスのこと)は楽しいですか?と聞かれた連れ合い、即座に楽しくないですと怒ったように答える。そのあとに、テニスは楽しいけどとつぶやいていた。デイサービスには、いやいや行っているのは見え見えなので、施設に行くと血圧が上がるのは当然かも。しかし、いやでも行ってもらわないと、私が1人になれる時間が取れない。なので、心を鬼にして、じゃあ行くのを止める?というひと言を決して発しないことにしている。

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スーパーで、珍しくゆり根を見つけた。バター炒めで食す。ホクホクして旨い。
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母は101歳 [暮らし]

今日は母の101歳の誕生日。私は1週間前に、すぐ下の弟は昨日ビデオ通話面会をした。実家の弟夫婦が今日母の好きなお饅頭を持って施設に行ったら、窓越しに会わせてくれたとのこと。その時の動画が送られてきたが、至極元気そうだった。昨年の100歳の誕生日には、村長さんはじめ村のお偉方や私たちきょうだい3組の夫婦が集まってお祝いしたのに、コロナのせいで会うこともままならないのが悲しい。

連れ合いのテニスレッスンに付き添って行ったら、テニスクラブで一緒だったOさんが会いに来てくださった。10月末にOさんのご主人が亡くなられた時、連れ合いに話したところ、優しい人で、スライス打ちだったよねと言ったので、ちゃんと覚えていたみたい。ご主人は連れ合いのちょうど一回り上の86歳だった。

ご主人が1カ月入院した後、Oさんは自宅での介護を決意。訪問医療を利用しながら、40日近く介護し、自宅で看取ったのだそうだ。ご主人はなんて幸せだったんでしょうと感動してしまった。近くに住む娘さんたちやお孫さんも毎日のように来てくれたらしい。コロナ禍で家族と面会できないまま亡くなる人が多いことを考えると、立派な決断だったと思う。

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安納芋と友達が送ってくれたリンゴを煮る。レモンの代わりにユズを入れた。
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2カ月ぶりの高湯温泉 [温泉巡り]

2カ月ぶりに福島の高湯温泉に2泊してきた。宿はいつもの吾妻屋。10月に1泊した際は「日本秘湯を守る会」のスタンプが10個たまったので、無料で宿泊。連泊したかったのにGo toで混んでいて、取れなかった。12月なら連泊可能の日があると言われ、即予約した。予約後に、STAYNAVIというサイトからGo toの申し込みをしておいた。

吾妻屋は部屋数10室だけなのにお風呂が8つもあり、密になりようがない。滞在中、8回入浴したが、ほかの客に会ったのは1回のみ。たまにはお風呂の中での話し相手がほしいくらいだった。

連れ合いの面倒を見ながらの温泉滞在は、以前のように身も心もリラックスできるわけではない。でも、家事から解放されるだけでも気分が楽だし、一向に良くならない右肩痛も温泉に入っていると、痛みが軽減される。そんなわけで、コロナ禍でも温泉行きは続けるつもり。

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林の中にある女性用露天風呂。木々の葉がすっかり落ちてしまっている。

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露天風呂の隅に板が張ってあって、石を枕に寝ていられる。ここでいつも膝体操をする。

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今朝は雪が舞っていて、貸し切り露天風呂が3つある脱衣所の建物の前にうっすらと積もっていた。貸し切り露天風呂は空いていれば、いつでも無料で使用できる。内湯にも貸し切り風呂があるが、こちらは要予約。

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ロビーに朝、無料のコーヒーが用意されている。

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夕食。1日目の鍋は福島牛のしゃぶしゃぶ、2日目はぼたん鍋。

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朝食。ごまだれでいただく野菜・ソーセージ・焼売の蒸し物がお気に入り。
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『サイレント・トーキョー』 [映画]

品川に『サイレント・トーキョー』を観に行く。同じ映画館で何度も予告編を観せられて、期待していた作品だったが、見事に裏切られた。

クリスマスイブに恵比寿に爆弾を仕掛けたという電話がテレビ局にかかってくる。まさか本当ではないだろうと疑いながら現場に向かったカメラマンは犯人の罠にはまり、実行犯に仕立てあげられる。そして、次の犯行は渋谷のハチ公前広場という予告が動画にアップされる。犯人が示した爆発を回避する条件は首相との面会。しかし、首相はテロには決して屈しないと拒否する。

まず、犯行に及ぶ動機に説得力がないし、サスペンス的な要素もそれほどない。登場人物を深く掘り下げていないことが致命的で、内容の薄っぺらい作品だった。せっかくの豪華俳優陣がもったいない。予告編にだまされた感じ。

明日から2泊で福島の温泉に行くため、10~11日はブログを休みます。

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昨日歩いた自然教育園で見たマンリョウ、センリョウ、ヤツデ。
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